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副業は辛いよ

副業としてアプリ制作の仕事を請け負った時、報酬100万円というのは大きな魅力でした。本業が忙しい中で、この副業の報酬は確かに家計の助けになると思いました。しかし、実際に作業を始めると、予想以上にハードな仕事であることを痛感しました。

アプリ制作の副業は、まずクライアントとのコミュニケーションから始まります。要件定義のために何度も打ち合わせを重ね、期待される仕様に合わせるための試行錯誤が続きました。更に、要望は途中で変更されることも多く、最初の見積もり以上の作業が増えていくことがありました。その度にスケジュールを調整し、昼休みや深夜に作業を進める日々。週末も時間が取れない日が続くと、心身の負担が大きくなり、徐々にストレスも溜まっていきます。

アプリ制作ではデザイン、コーディング、テストといった複数の工程が必要であり、全てが納得のいく完成度でなければなりません。副業とはいえ、本業に劣らない品質を求められ、プレッシャーを感じました。そのため、休みなく働き続け、生活リズムも乱れがちになりました。初めは「100万円のため」と思って頑張っていましたが、締め切りが近づくにつれて、自分の時間が削られていくことに対する虚しさを感じるようになりました。

この経験から学んだことは、副業を安易に引き受けるべきではないということです。報酬の魅力だけでなく、自分の時間や精神的な余裕も考慮し、無理のないスケジュールで進めることが大切だと痛感しました。

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