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外傷に注意を-10月の魚病対策-
外傷は結構多く見られ、頭や背をぶつけて出血させたり、胸鰭を折ったりしているのをよく見かけますが、鯉の移動の時点で責任のない者が鯉を粗雑に取り扱うということがあると心配です。観賞価値は失わないまでも、瘢痕となり跡を残し、品評会の審査の時点で大きくマイナス点となってしまいます。
特に預かり鯉などの場合は、アフターサービスや保証の問題などがあやふやなのが現状ですので、結局は愛好家が泣き寝入りせざるを得ないことが多いものです。
鯉は高価なものも少なくありませんので、土池に預ける場合などは、その期間、運送中などキチンと保証をしてきれるような形式をとるべきであろうと思います。
万一、外傷の生じた場合は、ビオクタニンブルー等で局所消毒をしてやります。早目にこうしてやることがどんなに鯉によって良いことかを知っておきたいものです。