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皮膚病は今のうちに-9月の魚病対策-
9月に入りますと、水温は次第に下がる気配をみせ始めます。それでも上旬は夏の余韻が残っていて、鯉は餌食いも良く、水草も繁茂し、その調整など池の管理にそれなりに手のかかる時期といえましょう。
クレソンを始めとする水草を食う蝶の幼虫や、かたつむり、なめくじなどの小動物を排除し、こまめに消毒などすることも必要です。ちょっと油断し、手を抜きますと、あの美しい水苔などはすぐ枯れて姿を消してしまいます。
愛鯉についても、来るべき秋の品評会で十分持てる力を発揮できるよう体表の観察等を日頃から行って、イカリ虫の跡など残さぬようにしなければいけません。
今のうちに皮膚病を治しておきませんと、10月、11月になって水温が低くなってきますと、ますます治しにくくなってしまいかねないので、注意してほしいものです。
※画像はイメージです。