【詩】アクション
ＹもＡもＵもＫもＭもＥもＮも人である、人であることができる。人はいろいろなことができるだろう。きっとＹはワイと呼ばれ、Ａもエーと呼ばれるだろう。ワイはあなたではない誰かでもあり、エーはネイティブ風に発音すれば魚でもある、Ｕは磁石っぽくもあり、Ｍは性格でもあるし、Ｎ（えぬ）はそっとつぶやけば古文風でもあり、Ｋは日本文学に大事な名前でもあれば詩の登場人物でもあり、点を超え過ぎれば危なくもある、それでも、Ｙ、Ａ、Ｕ、Ｋ、Ｍ、Ｅ、Ｎは人である。人であるからＭとかＦとか一概には括ることはできないが、Ｕ（ユー）はＨＥ／ＳＨＥでもあなたでもどちらでもかまわないけれども、デモを３回も一文の中に含まないほうが、それぞれはっきりとした人になるし、それＤＥＭＯ（Ｙ２Ｋに捧ぐ）デモは人の権利でもあり、５階のベランダの「Ｕえきばち」にも蟻は巣をつくりことがあり、ということは「ワイ」は「ウ」とも言えるダブルネームでもあるが、最近ブランド化が進んでいるファストファッションの後ろに連結すれば高品質で高価になりながらも、結構長く水の中に潜っていられる鳥兼（けん）人でもあり、犬はワンと鳴くので１であるからＡーＺではないけれども、Ｎ氏と検索してみればＬＩＮＥスタンプでさえあり人でもあり、これはＤ（ダブル）何っていうのだろう、がもうすでにＱ（問）になり、そんなＱに力強く答える。「虚構です」って言われてもすべて事実なんです（語尾をアルファベットに変換する誘惑に耐えながら）。
虚構は廃墟やビルににている
（レンズを使うまでもなく）
ここは砂漠ではない
ＭＯＪＩはＭＵＪＩには似ていない