[詩] 気絶したかったんだ
緑に塗りたくられた今日
気分はハラペーニョ
辛い(つらい)を
辛い(からい)と読んだ
だからシュークリームを食べた
カライままで寝るのはいやだ
シュークリームは傘だ
さしてみればわかる
2
西カライでは
寝る前に見る夢は自由自在で
わたしは緑の太陽の下で
ただダルくなっていた
いつだってダルいけど
わたしは無料で
わたしを深海にあげた
西カライでは当たり前
深海はたどり着くものであり
想像の中で踊るもの
だから
シュークリームはくらげだ
いくらあなたが西カライでは
シュークリーミだといったところで
もう上の空で
パルメザンのあとのチーズを
せき止めるので手一杯
パルメザンは悠々泳ぎまわり
チーズは地上でふりかけられるものなのです
3
ツライ共和国では
わたしはあなたに断られたから
あなたのもとにはいけない
気がつけがサボテンだった
あなたとサボテン
との間は省略で
わたしは影も形もない
サボテンはシュークリームの味を
忘れた
水分の中にあなたはいないし
でもシュークリームはいて
水分とシュークリームの間は
圧縮だ
無味無臭で
サボテンは人間でさえないので
でもね 生きてはいる
4
「。。。。。。。。。。。。」
つまんないね
5
サボテンと深海
いますぐ爆発したい
分裂した
増えたかも
6
逃れられるような気がする
全部捨てた
トゲさえ捨てたし
光はやってはこない
ならばそれはフカミドリ
フカミドリは
あえて抵抗しない(ゆらゆら帝国)
勇気をまったくださないと
力強くチョコを噛み砕いた
そうだ気絶すればいいんだ
寝るんじなくて
気絶するんだ!
そうすればいいんじゃん
一生懸命気絶する 今夜