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ここまでの道のり #6開業に向けて決意を固める24歳の挑戦

「独立開業ブーム?」

同期の言葉が日々心のどこかで引っ掛かり「自分も開業?」そんな意識になっていました。ちょうどそのころは業種関係なく独立開業ブームだったと思います。本屋に行ってもそういった本がたくさんありましたしTVでは「マネーの虎」もよく見ていました。
無意識だったと思います。

「開業するにはどうしたらいいか?」

そんな気持ちで少しづつ動いていました。時間を見つけて知り合いの知り合いを紹介してもらって出張で施術も行っていました。少ない金額ですが有料で。
同期も開業に向けてどんど準備をはじめ話を聞くだけで私も少しづつ決心がついてきました。スポーツクラブには会社経営や自営業の方や開業医の方も多かったので色々質問できました。

「一寸先は闇」

当時24歳という年齢だったので返ってくる言葉は
「若すぎる」「焦るな」「一寸先は闇」「実績がない」「30歳まで待っても遅くない」
など否定的な意見ばかりでした。
それは心配してくれてるからだとは理解しています。

「一言で人の未来は変わる」


その反面今でもお世話になっている歯科医の先生が

「すぐやりなさい。明日から一人でも患者さんを診たら一つ実績になる。早くやればやるほど早く実績が詰める成功も失敗も」

そう言葉をかけてくれました。
今でも覚えています。
あの言葉がなかったら今はなかったかもしれません。
やめる決心がつき上司に開業することを伝えます。もちろんすぐに分かったとは言ってくれませんでしたが最終的には会社を辞めることを了承してくれました。
水中レッスンや格闘技エクササイズに参加してくれていたお客さんや仲良くしてくれていたジムエリアのお客さんとの別れは寂しいものがありましたがそこは振り切って前に進むことにしました。
そして25歳で会社を辞めカイロプラクティックの施術院を開業します。

続く

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