
束感と超透明感!きれいなカラーのお話
バレイヤージュカラーというのきいたことあるだろうか?
数年前からInstagramでよく見るカラーデザインで
こんなイメージのヘアカラーデザインになる。
バレイヤージュとは
バレイヤージュは、フランス語でほうきを掃くという意味。つまり、バレイヤージュカラーとは、髪の表面にほうきで掃くようにしてカラー剤を塗っていくカラーリングのこと。
明るさや色の違いはあれグラデーションカラー+束感(ハイライト)のカラーデザイン。
束感=スジ感=ハイライト
「ハイライト」とはポイントで明るい色を入れて立体感を出すカラーテクニック
そうするとスジ感「ハイライト」もグラデーションも定義としては「ハイライト」になる。
ということはバレイヤージュも「ハイライト」の一種。
どうやるのか?
ハケをほうきのようにつかい、髪に薬剤を塗布する方法
毛束ごとに角度をつけて薬剤を塗布する方法
アルミホイルを使ってスジ感ハイライトとグラデーションを入れていく方法
エアータッチといってドライヤーの風を使って毛束を落としてハイライトを入れていく方法
いろいろあるが、
このスタイルはエアータッチという方法で染めた。
ブリーチなしでできるのか
必ずブリーチが必要。
ブリーチなしと説明が書いているのは前回ブリーチをしていたということ。
バレイヤージュのメリット
伸びても根元の髪が気にならない
透明感がでる
束感で動きがでる
表現できる色が増える
アレンジで束感がでる
今っぽい雰囲気がでる
バレイヤージュのデメリット
時間がかかる
料金がかかる
ダメージがある
色が抜けると明るくなる
美容師さんの技量によって仕上がりが違う
施術時間
2時間から3時間は必ずかかる。色によってはもっとかかる。
料金
美容室によってかなり違う。
高いとしてもこのスタイルの得意な美容師さんにお願いしたほうがいい。
ブリーチを使う技術は美容師さんの技術によってダメージや仕上がりが変わるから。
バレイヤージュはヘアカラーの構成が大事になるので、慣れている人がいい。
オーダーする際の注意点
時間に余裕をもって予約したほうが失敗が少ない。
バレイヤージュの色がわかる写真を何点か見せてもらえるとイメージを共有しやすい。
写真と色を言葉で伝えてください。
ベージュ、ミルクティーベージュなど = やわらかいベージュ系~薄いイエローベージュ系
グレー、シルバー、ホワイト、アッシュ、少しグリーンなど = 濃い~薄い寒色系
ピンク、パープル、ラベンダ-など = 原色~薄い~ホワイトっぽい
このように色の名前と明るいや薄いがあると伝わりやすい。
最後に
自分は昔はブリーチがあまり好きではなかった。
なぜなら、ダメージがめちゃくちゃするのと
色がすぐに抜けて金髪に戻ってしまうから。
リスクがでかい。
でも、今は好きだ。
ブリーチをすることで、多彩な色やデザインが表現できるし、
お客様の悩みを解消するためにブリーチというものが必ず必要だから。
確かに手間もかかるし、時間も料金もかかる。
そして美容師側にもプレッシャーがあるし、失敗のリスクもある。
でも、それを乗り越えて、お客様に説明(提案)して、技術する。
そのデザインはそのお客様だけのオリジナルのカラーデザインになる。
そして、そのデザインは周りからめちゃくちゃ褒められる。
「なんか、すごく周りからいいって言われました」
「今のいろ、気に入っています」
「すごい、いいです」
うれしい。
ハイライトを入れたほうが絶対的に表現は増えるし、何より周りに気づいてもらえる。
ハイライト技術がかなり受け入れられ、カラーが本当に楽しくなった。
これからもお客様に寄り添ったカラーデザインを提案できるように
日々頑張っていきたい。
最後までありがとうございました。
皆さんのためになるように勉強していきます。