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【高額売却】 土地を上手く売る2つのポイント

突然ですが、あなたは広大な土地を持っているとします。

けれども、使い道がなく持て余していました。

そこで、土地を売ってお金にしようと考えます。


この時、あなたなら最初に何を考えますか?


広大な土地

これまでかかり続けた膨大な維持費

特別にお金を稼げる現状

あなたは真っ先に思うはず

「できるだけ土地を高く売りたい!」


土地の売却を考えるときに、一度は頭をかすめる「お金」の言葉。

ですが「高く売りたいけれど、このやり方で正しいのだろうか」「高額査定をしてくれる不動産屋を選んだけれど、結局は相場より安く売る羽目になった」など不安な点も多いかと思います。


今回は、このようなトラブルを防ぎ、失敗をなくして、土地を高く売却する方法をご紹介します。

これには様々な方法がありますが、その中でも取り分け「土地の情報を知る」「不動産会社の選び方」の2つが重要です。

では、ひとつずつ見ていきましょう。




その1 -土地の情報を把握する

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売却したい土地の情報を、正しく把握することは、重要なポイントになります。


土地を売る際、まずは買主を見つけます。

それから土地の魅力をアピールすることで、提示した土地の価格を納得させる必要があります。

物を売り込むには、まず自分が売り込む物についての知識がなければいけません。それから、メリットは大袈裟に、デメリットはメリットに転換するように伝える必要もあります。


例えば土地の情報を把握すると、以下の効果が期待できます。

売出価格を選定する際の参考になる
・買主を早く見つけることができる
・買主に問題の無さをアピールして、土地の価格をあげられる

高く売却する手段として有効ですし、損失によるトラブルを防ぐことにも繋がります。

ですが、どのようにして情報を取得していけばいいのでしょうか。

情報を把握するうえで、具体的な重要ポイントは大きく2つあります。



(1) 相場を知ることで適正価格を理解する

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土地を高く売却するうえで、大切になるのは土地の相場を知るということです。

なぜ、相場を知ることが高く売ることにつながるのか。それは「適正価格」への理解につながるからです。


土地を知る際、適正価格を知ることは非常に重要です。これを理解しなければ、仲介する不動産会社にいいように利用されて、不当な使役を受けることもあります。

査定金額を相場より安くして手っ取り早く売ろうとされたり、他の会社に取られないよう査定金額を相場より高くして あたかもこの金額で売れますと思わせてくることもあります。

私たち売主からしてみれば、結果的に安く売ることになるので損をしてしまいます。トラブルを防ぐという意味でも、相場を知ることは重要になってきます。


相場を知る方法としてはいくつかありますが、相場動向の価格を調べられるサイトを利用するのが手っ取り早いです。

もしくは国土交通省が開示している「国土交通省地価公示」も有能です。


まずは査定依頼をする前に、相場を調べておきましょう。

相場を知っていれば、不動産会社が提示した査定額に根拠をもって物申すことが出来ます。

また、失敗しない売出価格を決める参考にもなります。



(2) 買主に売りやすい魅力的な土地をつくる

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土地を購入するのは赤の他人である買主です。

買いたいと思わせる土地をつくることも重要なことです。魅力的な土地であれば早く買主を見つけることができ、土地の管理費削減にもつながります。


それでは、買いたいと思わせる魅力的な土地とは何でしょうか。

清潔感を出すことも大切ですが、土地の情報を詳しく提示することで、買主に安心感を与えることができます。

安心感は信頼関係にもつながるので、大切にすべき部分です。



土地の情報には、具体的に以下のようなものがあります。

・土地の歴史
・土地を売る理由
・土地の地質調査、土壌汚染調査をしている
・土地の境界が明確になっている (測量調査をしている)
・近隣トラブルの有無
・土地周辺の環境
・近くにある利便施設や人気のお店
・駅など交通アクセスの利便性


土地の情報が詳しく開示されていれば、構築された信頼関係により、土地の引き渡しもスムーズにいきやすいです。

また、土壌汚染調査や地質調査を済ましていることは、数値にして目に見える形で示すことができます。具体的な根拠として土地のアピールもできますし、交渉によっては土地の価値をあげることもできます。

これには調査費用がかかりますが、高く売却することができるのであれば、結果的に得になると考えられます。




その2 -信頼できる不動産会社を選ぶ

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高く売却するためには信頼できる不動産会社を選ぶ必要があります。

高く売却したいと考えたとき、もっとも影響するのは査定です。

なぜならば、売出価格の基準となるため、高く売れるかどうかの結果に大きな差が生じます。


査定額は不動産会社によってバラつきがあります。というのも、不動産会社といっても様々で、得意エリアが異なるからです。

売りたい土地が得意エリアであれば、蓄えてきた資料や経験から的確な査定額を知れます。

対して、売りたい土地が得意エリア外だったならば、僅かな資料から適当に出した査定額を提示されることになります。

この査定結果の差によっては、数百万円単位で損をすることもあります。逆に選び方一つで、相場以上の価格で売却することができるのです。


「信頼できる不動産会社といわれても、そんなこと見分けられないでしょ?」

と思った方、確かにその通りです。

完璧に見分けることは難しいですが、防ぐためにするべきことや、注意すべきポイントはいくつかあり、その中でも重要なポイントを2つご紹介します。



(1) 不動産会社を比較する

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比較対象をつくることは、何事においても大切です。

できるだけ多くの不動産会社で査定してもらうことで、比較する基準をつくり、より高く売却できる不動産会社を選ぶことができます。


不動産会社を比較するときは「一括査定サイト」の利用がお勧めです。

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一括査定サイトとは上記の図のように、複数の不動産会社への査定依頼をサービス会社に代行してもらえるサービスのことです。サービスですので料金は不要です。

引越し業者に見積もり依頼をするときと同じですね。


手間をかけずに、簡単に比較できる方法だといえます。

複数の不動産会社を比較することで、それぞれの対応の違いから、最も信頼できる不動産会社を選ぶことや、自分の条件に見合った高額査定を選ぶことができるます。

選択肢の幅も広がりますね。



(2) 不動産会社の対応を注視する

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担当者の対応もチェックしておきましょう。

信頼できる不動産会社を選ぶことも大切ですが、担当となった人が信頼できる人かどうかも重要なポイントです。


チェックポイントはいくつかありますが、その内の一つが対応力の早さです。

例えば、査定依頼からどれくらいの早さで返信がきたかを見ることで、対応力の早さをチェックできます。

返信の早さは、これから行う手続きの早さに直結します。


また、質問に対して誠実に答えてくれるかも重要なチェックポイントです。

例えば、「この査定額になった根拠は何ですか?」と質問したとします。

このときに、曖昧な返答や、質問を後回しにしたがる人であれば依頼する会社を変える方が賢明でしょう。対して、査定額の根拠を細部まで教えてくれる人は信頼できるといえます。


他にも、以下のような質問をしてみると判断しやすいです。

・相場の傾向
・市場の動向
・担当者の実績
・売買までの流れの説明
・競合する土地が近くにあるか


あくまで参考ですので、はっきりと分かるわけではないですが、意識をするかしないかでは大きな差が出てきます。




まとめ

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査定依頼をする前に、自分で知識や情報を集めることは、とても大切な事前準備です。

そのうえで、高く売却する為の大きなポイントは「土地の情報を把握する」「信頼できる不動産会社を選ぶ」の2つとなります。


土地の相場を知れば適正価格の理解につながり、より良い売出価格を決めることができます。

また、買主が買いたくなる魅力的な土地を作るためにも情報集めは大切になります。

もうひとつ、信頼できる不動産会社を選ぶことで、損失によるトラブルを防ぐことができますし、査定をする際も自分に利益のある影響を受けやすくなります。


自分にとって不必要な土地を持っている人は、維持費なども考慮して「売りたい」と思うことも多いはず。

ですが、効率よく高く売りたいと理想が膨らめば膨らむほどに、面倒になって後回しにしてしまいがちです。

まずは土地の相場を知り、それから一括査定サイトを利用して信頼できる不動産会社を見つける。

ここから始めてみてはいかがでしょう?



《この記事は昨年のライティングのアルバイトの試験用に書いたものです。多大なるダメ出しを頂いたので成仏の為に投稿しました》
《テーマ:土地の高額売却をしたい人に向けて》
《誤りありましたらすみません。最後までご観覧頂きありがとうございました!》

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