記録実験TECHシリーズ (開発環境 -初心者編)
第4回目です。学びをアウトプットしに戻ってきました。
(前回はこちらをクリック)
成長状態は未だひよこですが、今日はひとつ卵をつくったので、未来のために記録したいと思います。
これは技術/知識ゼロの人間が、ITの学校に入り、超絶カッコイイエンジニアになるまでを記したものです。
記録実験TECHシリーズは、事実を基にした内容と、勉強をサボりがちな自分への戒めと、皆様のドラえもんのようなあたたかい目で構成されています。
本日は初めての開発環境づくりです!
学校の先生の指導のもと
Pythonの環境構築をしました!
始まりはALでした。
私の学校にはAL(アクティブラーニング)という時間が設けられています。
これはいわばmaking(メイキング)の時間でして、自律的に考え、行動に移す時間です。この時間を利用して、開発やWebサイトなど、発想を形にします。広義に捉えると自由時間みたいなものでしょうか。
今日はこの時間を活用して、先生にご指導頂き「コードを書く」を実践してみようと考えました。
実践したかったのですが。
まず、相棒MacBookに
開発環境がありませんでした。
「oh…………」
インストールの仕方が分からず、調べてもどれが良いのか判断できず、正直逃げていたことでした。今はpaizaラーニングをしていればいいと。
けれども結局のところ後々必要になりますし、「早くインストールしないと」という焦りもありました。
そんな心情の最中「じゃあ、まずはpythonの開発環境を整えようか」という話になりまして、運よく機会を得た次第です。
数人のクラスメイトと共に、通話とPCの画面共有を活用しながら、進めていく事となりました。
ツールをインストールしてみた。
まずはコードを書くための環境ですが、これが分からず逃げていました。最も大きな理由であったと思います。
どれがいいのか、そもそもどのワードを元に検索すればいいのか、これで正しいのか。考えすぎて煮詰まっていました。
そこで先生からVisual Studio Codeといツールを教えてもらい、そちらをインストールしました。
以前、ZOOMをインストールした時のことを思い出しながら、なんとかデスクトップ上に現れてくれました。インストール完了です。
その後、ツールを開いてみたのですが英語ばかり。
当たり前ですが。
読めません。自分の教養の乏しさに泣きました。
ですが、日本語訳が可能だと知りました。
今までは英語が読めなければ理解できないと思っていたので、自分にとってはとんでもないビッグニュースでした。
ですがですが、ここでまたもや躓きました。
日本語のインストールができない。
原因は単純でした。インストールする場所を単純に間違えていました。
けれども初めは「失敗した?!」と焦るものです。
私も当たり前のように焦りました。
最後はPCの画面共有を使い、先生にご指導頂きまして、日本語表示することができました。
時間を割いてしまったのもあり、この時点でどっと疲れが。
問題ありません、これくらい序の口ですので……。
pythonをつかえる環境をつくってみた。
その後。
こちらのサイトの手順に従って、進めました。
シェルコマンド、HTML/CSSの授業が終わり、プログラミング言語の一種であるpython(パイソン)の授業は今週から始まりました。
つまりはプログラミング言語に相当不慣れな状態です。
チャンスと同時に不安でした。
その不安は当たり、トラブルのオンパレードでした。
一人でやっていたならば挫折していたでしょう。先生が居てくれて本当に良かったです。
まず最初に、MacBookに内蔵されているターミナルを開きます。ターミナルはシェルコマンドで習学したので、ここまでは問題ありません。
それからサイトの手順に従い
「Homebrew」→「pyenv」→「python」
とダウンロードしていきます。
python以外、何者なのか知りません。こんなにも手順を踏むのだと驚きました。理由については先生が解説してくれましたが、難しくて理解できず、もったいない事をしました。
そして第一の躓きがここにありました。
「Homebrew」のインストールができない。
サイトの手順通りにやっているつもりなのですが、上手くいきませんでした。
時間がかかるとの記載ありましたので10分と待ちましたが、終わりません。
結局一からやり直しました。
原因は分からずじまいでしたが、インストールまで何とかこぎつけました。
知らないものをインストールする時間って本当に不安です。
目に見えて「正解」か「不正解」か分からない時間です。
最早、精神との戦いです。
「Homebrew」をインストールしたあとは、要領が掴めたのか、サクサクとインストールが進み、pythonのインストールまで終えました。
今思い出しても焦っていました。
周りの子は私より早く終わっていましたし、インストールできない原因は分からないですし。
だからこそ、一通り自分の手でやり切ったのは大きな成果です。「良い経験を積んだ」と感じました。
もう一つ、躓いたのがパスワードでした。
ターミナル上に突如として現れたパスワード。
PCのパスワードを打つだけのはず。ですが、何度打っても画面に表示されず「ちゃんと打てているのか……?」と不安が胸をかすります。
それもそのはずでした。個人情報保護のため、画面には示されない仕組みだったのです。納得しました。
今後、似たようなことがあっても慌てず対応しおう。
pythonを実行してみた。
pythonのインストールが終わったので、最後の仕上げです。
実際に簡単なコードで試し打ちをして、環境を整えてあげます。
最初にインストールしたVisual Studio Codeを開いて打ち込むのですが、ちんぷんかんぷんでした。
「どこをどうしてどうすればよいのかまるでわからないや」
上記の文読みにくいでしょう?
同じ状況でした。焦りで心臓はうるさく鳴ります。
ここでも先生を頼らせて頂きました……。
画面共有後、ひとつひとつ丁寧にご指導くださいました。
最終的な手順としては以下の通りです。
1:MacBookに内蔵してあるファインダーから、適当にフォルダを作成する
2:Visual Studio Codeを開き、エディターから作成したフォルダを開く
3:フォルダのすぐ右にある、ファイルを作成を選択
4:ファイル名を「#.py」で登録。
(#は適当なアルファベットを。私は「aiueo.py」としました)
5:「print("#")」と打ち込んで実行。
(#はどんなアルファベットでも問題ありませんでした)
6:「command + J」のショートカットキーでターミナルを開く
7:Visual Studio Codeにpythonをインストール
(インストールしますか、と自動的に表示されます)
8:インストール完了後、ターミナルに反映されていることを確認する。
9:反映の確認が取れたらミッションコンプリート!
(素人肌ではこのような手順に思えましたが、説明に誤りのある可能性があります。ご容赦ください)
この時、私が大きく躓いたのは4カ所でした。
・フォルダを開かなかった
最早ここから分かりませんでした。フォルダを開いて作成する、冷静に考えればそうですね。冷静を欠いたとはこのことです。
・「#.py」の形のフォルダ名にしなかった
単純にドットピーワイを付けず、英語だけのフォルダ名で登録していました。
・綴りを間違えた
初歩的なミス。頭に叩き込ませます。
・ターミナルの開き方が分からなかった
ショートカットキーあるんですね。覚えないとです。
ここまでで2時間半かかりました。
かかりすぎです。
ですが、初めてとはこんなもんです。学びばかりです。
実際に遊んでみた。
授業の時間も残り僅かだったので、先生が用意してくれた簡易的なコードをコピー&ペーストで貼り付け「コンピューターが指示通り動く姿」を自分の目で見ました。
コピー&ペーストするだけのはずが、全くもって理解できませんでした。これも先生にご指導頂いた上で何とか達成。
この「動く」瞬間は本当に感動ものですよね。
学校が始まる前、HTML/CSSの体験授業で簡単なWebサイトをつくったのが初めてでした。マニュアル通りに打ち込むだけでしたが「裏ではこうやってつくっているんだ!」と感銘を受けたのを覚えています。
今日は環境構築だけで手一杯で、どのように動かしたのか理解できませんでした。完全なる勉強不足とはいえ、悔しかったですね。
いつか思い通りに動かしたいです。
技術を磨くしかありません。
感想を書いてみました。
難しかったです!
本当に!
楽しいなんて、とてもじゃないけど思えなかった。
悔しいです、楽しめないのは、理解できないのは。
こればかりは繰り返し勉強あるのみです。
「モチベーションは維持するのではく、付き合うもの」
よくホームルームの担当をして下さる先生が、最近言って下さった言葉です。この考えは今まで持ったことがなく、理想の生き方だなと思ったので紹介しました。
また、今日のALの時間、担当してくださった先生には心から感謝です。
一人一人に対して、丁寧に説明を繰り返して下さいました。また授業終了後には参考資料のURLもクラスのSlackに貼って下さりました。
ホスピタリティーに溢れた素敵な先生です。
昼休みには別の先生から体調を気遣うSlackを頂きましたし(GW明けで緊張していたからかな)、良い学校に入ったなあ。
いつもありがとうございます。
2年生になる頃には、これを読んで「入学したての私ってこんなに出来なかったんだ」なんて笑えるようになっているといいな。
近々「5月前期の学習まとめ」を記録予定です。
次回も無知の変化の実験にお付き合いくださいませ。