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記録実験TECHシリーズ (タイピング編)

「ITエンジニアを目指しています!」

自己紹介で私はそう言いました。
けれども、ITに関する記事を未だに書いていません。


私がひよこだからです。

アウトプット出来る程の知識もなければ、技術もありません。
才能の卵は、大きさ違えど、誰もが持っていると思います。

私は今、ITの世界に興味をもって、卵を割って、世界に飛び出してきたばかりです。右も左も分かりません。学校という親鳥を見て追って、独り立ちを目指しています。もしかしたら栄養失調で死ぬかもしれませんし、自分より力のある生き物に食い殺されるかもしれません。

それもまた楽しいです。メンタルは簡単に潰れるほどに弱い私ですが、根性はあると自負しています。何度も蘇る不死鳥でありたいです。
メンタルは絶賛トレーニング中ですので、暫くは蘇り機能で耐え凌ぐ予定です。



つまり何が言いたいかと申しますと、ただただ恥ずかしかった…………。
noteをサーチしているだろうプロの方々にお見せ出来ないような、基礎すら出来ない状態なんですもの。


ですが、それも面白いのでは、とピッカン思いました。


下下下のレベル太郎の人間が、noteの365日バッチをもらう頃に、どこまで成長出来ているか。その記録と実験をしよう。え、楽しそうだ。

ちょうど学校が始まって1週間経ちましたし、経緯と現状をずらずら書いてみました。 


これは技術/知識ゼロの人間が、ITの学校に入り、超絶カッコイイエンジニアになるまでを記したものです。
記録実験TECHシリーズは、事実を基にした内容と、勉強をサボりがちな自分への戒めと、皆様のドラえもんのようなあたたかい目で構成されています。




今回はタイピングです!!!
これが出来なければプログラミングも何も出来ない

ということで。



まずはタイピング歴のお話から致します

私が初めてパソコンを買ったのは2019/03です。
今日が2020/04ですので、あれから約1年経ちました。
学校の指定機種であるMacBookを買ったのは2019/10、それ以前はWindowsを使っていました。

私のパソコン歴はこんな感じです。

そもそもに前提として、私は機械やデジタルというものに対する苦手意識が非常に強かったです。
丁度ボーカロイドが流行りだした小学生の頃、周りはパソコンを使って動画を見たり感想を話し合ったりしている中で、私はその話題についていくことが出来ず、いいようのない疎外感が常にありました。なんだか「あなたが使えるようになるなんて無理だから」と言われているような気持ちになりまして。
それからというもの触れること自体、億劫に感じるようになりました。


そんな私がパソコンを買おうという気になったのは、wordで執筆がしたかったからです。


第一に、今では手書きで応募できる物語コンテストなど、ほとんどありません。

スマートフォンで書けばいいのでは?
と思われるかもしれませんが、確かに、私も以前はメモ機能に打ち込んでいまして、今もデータが大量に残っています。
ですが、スマートフォンの小さい画面で何万という文字を打ち続けた結果、腱鞘炎になりました。指への負荷が大きすぎました。


パソコンが欲しい。
電化量販店に行って10万円以下のパソコンを買いました。



その後のことです

作家の夢は一旦保留に。それから色々な出会いを経てITエンジニアを目指すことにしたのですが、その時点でパソコン歴はたったの数ヶ月でした。タイピングはまるで出来ません。1秒間に0.3回とか、そのレベルです、ブラインドタッチなどそのまた先です。

「覚えないと!タイピング!!」

ものすごく焦りました。
学校が始まるまでにブラインドタッチぐらい出来るようになっていないと授業なんてついていけないのでは、不安が体を巡りながら増幅していきました。


なんとかしよう。

そこで、最初にやったことは友人を頼ることでした。高校のときに、パソコン教室に通っていた友人とタイピング練習の話をしたな、と思い出しました。
連絡をとってみると返ってきた答えは「ホームポジションを覚える」でした。
それから、キーボードのホームポジションが書かれた画像も添付してくれました。本当に彼女は優しい人です……ありがとう。


けれども当時の私は思いました。

「オリジナルじゃだめ? 打ちにくそうだな」

恐らくですが、タイピングを覚えたい人あるあるの疑問だと思います。

ですが!
ホームポジションに慣れた今だから分かるのですが、ポジションをキープした方が確実に早く打てます。やった方が得します。学校の先生もその方が良いとおっしゃっていたので間違いないです。
現に、スタート時点で意識しながらタイピングを続けた結果、早い段階で覚えることが出来ました。本当に友人様様です。





さてさて、ここからは練習の歴史を話させて下さい


タイピングを覚えるにあたって、私は面白いサイトで練習しました。

こちらのサイトを毎日やっていました。
ゲーム感覚で課題をクリアしていく形式の、タイピング練習サイトです。自分のレベルに合わせて「やれた!」という感覚を持てるので楽しかったです。

更に、腕試しに使っていたサイトがこちら。

これはご存知の方も多いと思います。
回転寿司を舞台に、寿司が流れきる前に指定された単語を打ち終える、というタイピングゲームです。
簡単そうで出来ないジレンマから、かなり沼地にハマります。結果、数を熟すので上達している、という寸法です。

タイピングをどこから始めたらいいか分からない、という人はお遊び感覚でやってみてください!ハマります。


そして、私が一番タイピングの練習になったことが

執筆をひたすらすることでした。

これはとにかく文字を打ちます。

昨年は特にパソコンとにらめっこしていました。

5万字の中編小説と10万字の長編小説を書き切り、フリーマーケットに出品用の詩集作成に明け暮れていました。

そりゃ、自然と慣れるでしょう。上記サイトでホームポジションの練習をして、あとは好きなことをやっていただけです。

かなり卒なく打てるようになりました。




そんなこんなで1年間、自分のペースで練習してきた訳ですが、

当初
1秒間に0.3回を叩き出した人間は
今では
1秒間に平均3回打てます。

結構な成長だと自分を名一杯褒めました!!!


けれども、上には上がいるものです。


私の通っている学校では、1秒間に5秒とか6秒とか、ざらにいます。むしろ、それが出来て当たり前の世界でした。




「oh………………………」




現実は恐ろしいものです。
加えて、タイピングは少し早くなった私ですが、打ち間違いが多い上に、記号や数字は未だ打つのに迷います。ブラインドタッチは出来たり出来なかったり、日による感じです。
これは、プログラミングをやる上でかなり致命的です。



結論
1年間やってもタイピングはプロレベルにならなかった

日常生活で使う程度であれば支障のないくらいにはなりました。
けれども仕事にしようと思うと、まだまだひよこです。ちょっと自分で歩けるようになったかな、くらいのひよこです。


もっと沢山やっていれば更に早く上達しただろう、という事実は否めませんが、モチベーションを維持できていたかという観点でみれば、適した練習量であったと思います。

努めた気持ちはこの記事に書いた文字量並にはあります。
少なくともこれが最高打点だった、という現実に私はいます。



さあ、面白いのはここからです


こんな経歴を踏まえた人間が、ITの学校に入りました。
ひよこ+くらいのレベルが、どこまで成長出来るか。

経過報告はのんびりしていきます。

脱、幼鳥!目指せ、成鳥!


明日は「学校で使った初めてのツール vs 私」をお送りします。
安心して下さい、タイトルはもう少し真面目なものに変える予定です。

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