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マクロレンズの使い方

マクロレンズって、撮影できる最短距離が短くて、いかにも花とかを撮るイメージですよね。少なくとも私はそう思っていて、「日常を撮る」というより「作品を撮る」という印象でした。

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マクロレンズなら「小さな蟻の触覚」も「葉っぱの葉脈やザラザラ感」まで映し出せます。


でもそういう世界に特に興味はなかったし、あまり作品をつくる感覚で写真撮ってないしな・・・

そうするとハードルが高くて、まず手が伸びない。焦点距離(画角)が変わるわけじゃないし、必要ないでしょ。

でも、そん思い込みを変えてくれたレンズがありました。
その1本は「Macro-Switar 50mm f1.8」というレンズなのですが。

マクロレンズだって中距離の写真を撮れるわけです。
その写真が標準レンズに劣るのか?

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マクロ用になってたら、それは他のレンズには劣る・・・なんてことは全然なく。影の描写や、ピント中心からの雰囲気、なんとなくですが、その空気感。普通にスナップにも使えるじゃん!という発見をしました。

今回の写真で使ったレンズは Macro-S-Quinon 55mm f1.9 なのですが、接写より先に中距離の空気感に惹かれました。


そして赤のにじみ

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ハイビスカスのめしべ?おしべ?そこの細かい線や花粉が拡大すると実に細かい。というところがマクロレンズらしい点だと思うのですが、花びらの赤のホワッとしたポイントの写りも好き。


もしマクロレンズを一本選ぶとしたら。

接写の機能より、普段からの写り。そっちが選考基準になると思います。


普段被写体を決めていないので

「マクロレンズをつけて〇〇を撮る!」

というスタイルでない限り、頻繁にレンズやカメラの交換は面倒ですし。

接写もスナップも撮れるなんて、一石二鳥ですよね。

ただ、マニュアルフォーカスの場合は、フォーカスリングを一杯回さないといけない点だけは大変です。。。そこはトレードオフで。


マクロレンズでの作品という意味では超接写して何撮ってるのか一瞬わからないやつ。アレも結構好きです。

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真似する気で撮ってないしイマイチですが、、、

このレンズも先端がぶつかるぐらい寄れるので、チャレンジは出来ます。


そうマクロレンズのいいところは

 撮影の幅が狭そうでとても広い

という点だと思います。

超接写は殆ど使いませんが、標準レンズではギリギリ無理。ぐらいの距離が好きです。

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