がっかり通信vol.7
私の会社は研修が多くそれに伴い報告が求められます。
全社員が対象の研修があったのですが見誤って私だけ実施。私だけ実施済みの報告をしていました。
とある部署から全員の研修が終わってないよと連絡があり、社員にはすぐにやってもらうよう事情を話し女性陣はすぐに実施し終了の連絡をしてくれました。
彼は「分かりました」と軽快な返事をしてくれたのですが…。
10分後…というより、10分間彼の行動を見ていたんです。
見ていたというかPCで何をやっているか画面が見える位置に私の席がありますので見えてしまいます。
まず、威勢のいい返事をして即PCに座りました。そこまではGOODです。
そこからびっくり、メールを開き自分の仕事を始めたのです。
その後はすでに印刷回覧済みの文書のPC閲覧、担当お客さま活動の入力などなどいっこうに研修の画面が出てきませんでした。
結局、終了の連絡は2時間後でした。
その間はPC席に座りっぱなし。でも決して暇だったわけではありません。
彼の場合、お客さまが来て自動ドアが開き「いらっしゃいませ」の声出しのあと、周りを見ます。誰かが一瞬でもアクションを起こすと自分は動きません。
部下だろうが上司だろうがです。電話が鳴ったときもしかりです。
細かく言うと一瞬行く行動をします。
いうならば上司と一緒に食事に行き、会計の際に一瞬だけ財布を出す行動をする私のようです。
言い方は失礼だけど、ペットは飼い主に似ると言いますが、私に似ちゃったんですね。
でも、私は受付担当者が一時トイレなどで不在で受付に誰もいないとき、世陸100Mバリに良いスタートでお客さまが来たらすぐに向かいます。そんなもんで必ず1等賞、いえいえ私が応対することになるんです。
私が受付に行ってお客さま対応していても彼は一瞬動いた後は座りっぱなし。口先だけでも「やりますよ」と来てくれれば「大丈夫だよ」と言うつもりです。
今まで彼がいた山の職場では「先輩が何でもやってくれた(「やっちゃってた」という言い方)」と言ってました。
受付でのお客さま対応も先輩がメインだったのでしょうか。
私が担当責任者のときにたまに訪問した際のその先輩からは微塵も感じられませんでした。
「能ある鷹は爪を隠す」さすが山の先輩です。
私は会議の時に空気の読めない発言をしてしまっています。
今後は仕事のできる山の先輩のようにひっそりと爪を隠していこうと思います。私は全く能はないですが…。