かたちだけで終わらせない。創業64年の工務店が実践する企業ブランディング
2020年の冬、木材の価格が高騰する「ウッドショック」が建設業界を襲った。僕が代表を務める宮城県の工務店、株式会社あいホームは、64年の歴史の中で初めて値上げに踏み切ることとなった。
しかし、商品の中身は変わらないのに、値段だけを上げることはできない。値段以上の付加価値が必要だ。
そこで、あいホームでは「付加価値の言語化」を軸に企業ブランディングを行った。かっこいいコピーやクリエイティブをつくって終わりではない、社内のあらゆる意思決定に直結する企業ブランディングのかたちを