低年齢で正しい技術をつけることが将来につながる
塚田健一郎ともうします。中国雲南省、昆明在住。先策学校でテニスコーチをしています。
私達が指導している選手は10人で7歳、8歳の選手たちです。
この年齢なのでもちろんコーチの話を聞かない、
聞くけど理解できない、理解してもアウトプットできないなど選手それぞれです。
もちろん私の中国語の能力が低いということはあるのですが、
その分、10歳未満の誰でも理解できる説明の仕方や表現力が向上していると自負しています。
だから選手が間違えた場合は、選手が聞いたり見ていないからではなく
私の説明が不十分で伝わらなかったと捉えるようにしました。
そうするとかなり成長します。
がっつり3~4時間練習できるほどのレベルではありませんから
いい意味で放置している時間もあります。
私がコートで徹していることは、
正しい技術を身につけさせることです。
効率的に正しい技術を指導できる人が優秀なコーチです。
正しい技術を身につけさせることで、今テニスがそんなに好きでなくても
技術がつけば興味を持って本人からやる気が出てくるのではないかと思います。
もちろん聞かない選手に教えても身につかないとも思いますが、
聞いていなくても正しいことは指導するべきだと思います。
選手によってはテニスに興味がなく聞く姿勢がなっていない場合もあるので、
工夫して技術を身につけさせ、あとは自分で上達できるように指導していきます。
聞かないということは
まだそんなに興味がないのか、
できないことが多すぎでやる気が出ないかなど様々な理由があると思います。
大人だって興味にないことに対しては聞きたくもないし、自分の技術が不足している領域には入りたくなくなります。
そういう時期や時間はあるとは思いますが、
正しい技術を身につけていれば
テニスに興味を持ち、好きになり、
自分で強くなってくれるのではないかと思います。
それに協力するのがコーチ。
そんなヒントを与えられる指導者になりたいと思います。
正しい技術なしに自信は持てないだろうし、
モチベーションなんて保てるわけがないと思います。
正しい技術を身につけさせてテニスだけでなく、
技術がどれだけ大切なのかを知ってもらいたいと思います。
10名の選手を4名のコーチで指導できる環境にいるので
力を合わせて強い選手を育成しようと思います。
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