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中国物流最前線!2800km彼方で買ったコーヒーがたったの32元だった話

こんにちは
NETで買い物って楽しいですよね
もはや 多くのものをNETで買い物しています。

中国では淘宝(タオバオ)という
買い物サイトがあります
日本で言う楽天やアマゾンみたいなもの

ちなみに
楽天やアマゾンも中国に進出しましたが、
撤退に追い込まれたのはご存じでしたか? 

淘宝は2003年に
アリババグループが設立したオンラインモール

淘宝で購入から受け取るまでの流れ

①こんなアプリです

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②アプリの画面へ

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商品の検索は写真撮影して検索もでき 
スクショして画像解析も可能です
いちいち文字入力して
調べなくても気になるものあれば
スクショして検索で見つかる

③コーヒー豆が切れたので買いたいと思います

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色々見てると454gで32元(526円)
安くて味も美味しいコーヒーです

Sinloy coffeeっていうメーカーらしい
注文を確定する

届けばスマホにお知らせがきます

荷物の配達状況がタイムリーで確認も出来ます

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3日以内に焙煎した新鮮なコーヒー

よく配送先を見ると 雲南省! えっ雲南省? 
上海じゃないの?僕の家 上海だよ

3日以内に焙煎した新鮮なコーヒーっていいながら
届くまでに1週間かかる

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スマホに購入品の受け取り番号が表示

昔はマンションの入り口の宅配BOXに
入れてくれていた

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しかし物流が急激に増えだしてから
こんなBOXじゃ追いつかない!だから

下の写真のようになってきた(笑)マジか!

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門の周りに荷物だらけ!
そして届いた知らせを受けて自分で探しに行く!

間違えて持って帰りそうになるよ
こんなに乱雑においても 
クレームにならない寛容な国民性(笑)

でも流石に間違えて持って帰ったり盗難、
紛失も出るから
2年程前から集積センターが町中に次々OPEN
小さな個人経営店

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家の近所に必ず何個かある小さな集積センター

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棚に沢山積まれてる

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荷物番号がシールされてる

下のスキャン装置に荷物をかざすと認識し
スマホに受け取り完了と通知が入る

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荷物が2つ3つあれば音声で 
まだ荷物あるよ!と
知らせてくれるので取り忘れがない

配達御者も 
ここなら安心して荷物を置け盗まれない
受け取りしスキャンしたら自動で認識される
判子とかサインとか要らない

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そして雲南省からのコーヒーをGET

僕は気になって経路をみてみた

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コーヒ産地の雲南省から運ばれてきたよ

わざわざ上海まで陸路でご苦労様です

しかも32元(送料込み)(笑) 
もはや超安いコーヒーに思えてきた

気になって何kmか調べてみると

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2825kmだってさ!(笑)
ノンストップで32時間21分(笑)

ほぼ日本の距離と同じくらい

32元しか払ってません

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やはり多いのは深浅からの配達!
電子機器類、パソコン、カメラ関係の備品など 
だいたい3日~4日かかってる

可愛いトラックのアイコンが動いて楽しい

32元のコーヒー豆は中国の端から端まで大移動

もうスタバで高いコーヒー豆買えないよ僕・・・
安くて そこそこ美味い国産コーヒーも
手に入るしね

中国の物流網は凄まじい進化し適応しながら
便利になってる
宅配BOXなんてもう古いんだよ
配達は集積センターに集まり効率化し
雇用も生む

時間指定とか全く関係ない
住宅街には集積センターは沢山あり
コンビニ並みに増え出してるよ
しかもアプリをみて物が届いてたら
家まで届けて!と送信できる
いや〜便利だな

中国つて面白!


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