太田 賢一/Design Mgr

Design Manager at Timee, Inc./ex ANDPAD, Inc.

太田 賢一/Design Mgr

Design Manager at Timee, Inc./ex ANDPAD, Inc.

最近の記事

  • 固定された記事

なぜデザイナーは優しいのか?

デザイナーは優しい人が多いと感じます。私は転職し数社経験してきましたが、どの会社に所属するデザイナーも皆優しかったです。 それはなぜでしょうか?詳しく書き留めます。 1. 何を目的として業務遂行しているのかデザイナーが何の為に業務をしているのか書き出してみました。 ・事業貢献のために ・クライアントの成功のために ・ユーザーのために ・課題解決のために ・セールスマーケのために ・デザイン組織のために ・逼迫している仲間のために ・データ整理を仲間のために ・思いやりあ

    • デザイナーとして気を付けたい事

      先月開催されたDesignship2024のアーカイブ動画を観ました。今一度自戒の念を込めて、デザイナーとして気を付けたい事を書き留めます。 デザイナーである前に事業会社で働く我々は、当然デザイナーとして入社しています。よってデザイナーとして成果貢献しようとする。一見当たり前のように聞こえますが、注意が必要です。 それは「デザイナーの前に、いち社員である」ということ。目的はビジョンの実現だということ。これをまず心に刻みましょう。常に、目の前の業務を遂行する目的を問い、優先

      • アウトプットの秘訣

        noteでアウトプットしていくための秘訣を、質問形式のフレームワークにしてみました。これからnoteを書いていこうと考えている方にぜひ読んでいただきたいです。手法は大きく2つ。 手法1: 経験を切り取るこれまであなたがやってきたことは何でしょうか。深く関わり深く考えてきた領域は何でしょう。それは仕事でも趣味でも構いません。好き嫌いは関係なく、あなたがこれまで多くの時間を費やし、続けてきたこと。それを思い浮かべてください。 それでは以下の質問に答えていきましょう Q. や

        • 伝えたいこと、伝えたい人

          最も伝えたいこと それが記事のタイトルになります 記事のタイトル(テーマ)は 出来るだけ短く言い切ります 短いほど、すっと頭に入る 伝達速度がはやい テーマが決まれば 本文はすらすらと書けるでしょう テーマが決まっていない状態で 書こうとすると難しいかもしれません 1:伝えたいことは何か そしてそれを、 2:伝えたい人は誰か この2つが最も重要だと思います それはデザインも同じです デザインも「伝える」という行為 今回のデザインで 伝えたいことは何か 伝えたい

        • 固定された記事

        なぜデザイナーは優しいのか?

          noteを続ける5つの秘訣

          現在61週(約14ヶ月)連続投稿中です。今年は現時点で87記事を書きました。noteがライフワークとなり、生活に定着しています。そんな私が考える「noteを続ける5つの秘訣」を紹介したいと思います。 1:書こうと思わないいざ書こうと思い、PCと向き合うと書けない。そのようなお悩み記事をいくつか見かけたことがあります。(書けないという状況とその感情をそのまま書く、ということも大切だと思います) 私は「感じたときに書く」。そのように習慣付いています。感情が動いたとき。それが喜

          noteを続ける5つの秘訣

          マイボールにする

          どうすれば 仕事を楽しむことができるのか 他者からの依頼 上司からの指示 目の前に溢れている仕事 不明点が多い情報 いくら催促しても いくら待っていても 完璧な情報は揃わない 問題がある 自分に、問題がある このような状況は 仕事が「自分のボールになっていない」 他責で考えている だからまず、マイボールにする 依頼された仕事も 自分が主役だと捉えてみる 自分でボールを取りに行き パスもシュートもできる そのような状態をつくってみる 自分のボールにすれば 自分

          マイボールにする

          誰を助けたいのか

          顧客の課題を知るため タイミーを使ってバイトをしています 顧客の現場(職場)へ行き スタッフの方々と共に働きます 現場は時間に追われ慌ただしい スタッフの方々は 終始駆け回り業務をこなす 困っている ◯◯だったら良いのに… 叶わないと知る切実な想いが スタッフの方からこぼれる 私はバイトの1人として働きながら その言葉が気になっていました 目の前に広がっている慌ただしい現場は 多忙過ぎるがゆえ思考停止に陥ってしまう ただただ、作業を進めながら あらゆる不合理な状

          誰を助けたいのか

          Designship 登壇レポート

          本日10/12より開催のデザインカンファレンス「Designship 2024」の登壇レポートです。(登壇直後に書きました) 私は「感情を喚起するブランディングデザイン」というテーマのパネルディスカッションに登壇させていただきました。ご一緒したデザイナーの方々はこちらです。 私が現在「感情」というテーマにとても興味があり、業務でもプライベートでも深掘りしている最中であったため、このテーマはとても嬉しかったです。今の自分に適しているなと思いました。 微かな感情を設計する現

          Designship 登壇レポート

          事業と個人の目標を接続する

          「会社のビジョン」と「個人の業務」に繋がりを見出すことはとても大切です。今回はその2つの接続と、目標設計について書いてみます。 事業と組織の接続まずは「会社の目標」と「自組織の目標」の繋がりについてです。こちらの記事を参考に作成しています。 中央に位置しているのが「戦略的意図」です。自組織がどのような戦略によって何を達成するのか。それは事業戦略に繋がっているべきであり、自組織のビジョンに適合しているべきだ、ということ。青の図形同士が繋がることで関係性を表現しています。

          事業と個人の目標を接続する

          Xで発信すること

          9月より、Xによる発信頻度を増やしています。1ヶ月試行錯誤してみた途中経過と気付きをnoteに書いてみます。 基本軸01:共感発信の基本軸、まずひとつ目は「共感」です。これはnoteにおいても共通していると思います。自分のリアルな体験や、日々の些細な感情など。読む人の心を強く動かすようなエピソードをポストします。(短い文章で伝えるのがなかなか難しいです) 共感した方が、いいねやリポストをしてくれます。私はデザイナーなので、デザインに関係するポストや、マネジメントに関するポ

          Xで発信すること

          デザイナーの攻めと守り

          デザインを「攻め」と「守り」に分類してみました。あくまでも持論であり、今後もアップデートしていきます。 デザインの分解目的 O:顧客の課題解決 D:自社の課題解決 時間軸 O:短期 / 長期 D:長期 顧客との距離 O:直接 D:間接 デザインの意味 O:広義 D:狭義 効果 O:P/Lに効く D:B/Sに効く 役割 O:体験を設計・改善 D:資産を積み上げる 職種 O:プロダクトデザイン、サービスデザイン D:ブランドデザイン、コーポレートデザイン 各項目の

          デザイナーの攻めと守り

          どう在りたいか

          何を得るかではなく どう在りたいか とても好きな考え方です 例えば 役職者として任用されたい 社内MVPを受賞したい 評価され年収を上げたい フォロワーを増やしたい 具体的な目標 Key Resultsを設定することは とても良いことです 目標達成によって 得られるものが明確であり 力が湧いてきます ですが、 目的は何でしょうか 目標を達成した自分は どのような自分に なっているのでしょうか どう在りたいか 理想の自分を想い描くことが 何より大切だと思います

          なぜ感情は動くのか

          『ルックバック』の感想が溢れています。 - 感動した、泣いた - 素晴らしい作品 - 出会えて良かった なぜその感情が生まれたのか。なぜクリエイティブに触れることで人は感情が動くのか。デザイナー視点で考えてみたいと思います。 感情を動かしたい漫画・アニメ・映画をつくっているわけではありませんが、我々デザイナーも「ものづくりの人」です。 デザイナーも多くの人の「感情」を動かしたい。感動してほしい。素敵だと感じてほしい。そして「行動」を生み出したい。 いつもそう願いながら

          なぜ感情は動くのか

          デザインとアートは同じである

          デザイナーは「デザインとアートは違う」と主張している。しかし、本当にそうだろうか。問いを立ててみます。 デザインとアートの類似点こちらの動画が非常に面白かった。そして視聴後「アートは、デザインと同じ部分が多い」という気付きが生まれたのです。 これまでの私見は以下 デザイン:「問題解決」という目的のため、機能・体験・意匠を創る アート:伝わることは目的ではない内発的自己表現。問題提起 しかし、動画を視聴しアートの在り方に触れたことで、考えが変わりました。村上隆氏の発言とデ

          デザインとアートは同じである

          自分軸の正体

          自分軸の定義を 自分軸で決めることで 自分軸を手に入れよう これが今回私が言いたいことです こちらの動画が とても興味深い内容だったため 記事を書きたくなりました 動画で紹介されている 自分軸 =「自分と自分の関係」との論は 私の考えと非常に近いと感じました つまり、この動画を観て 自分軸を学ぼうとする行為も 自分軸ではない ということになります 動画でも仕切りに「〜なのではないか」と 断定しない語尾を使用しているため あくまでも投稿者の自分軸論です 私が考える自

          部下の私、上司の私

          誰かの部下であり、誰かの上司である私 2人の私を見つめてみる 部下の私 部下の私は、上司の活躍を願う 上司を成功に導くことに尽力する 上司が成功することは 自部署が成功することだからだ 上司が私にやってほしいこと 大小の業務指示を即受け入れる なぜならそれは これを遂行することは「成功と評価へ繋がる」 というメッセージだからだ 正解は分からない、しかし そのメッセージの目的に立ち戻り 達成に向けた思考と実践を 私は欠かさないだろう 曖昧を受容し、変化を創り、越境

          部下の私、上司の私