環境省が審議会委員の自由な意見提出を拒否
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https://youtu.be/7_ggyklTNyA
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経緯
1)NDC(温暖化対策目標)を決める政府の審議会で、池田将太委員(ハチドリソーラー株式会社代表取締役)が、「忌憚のない意見を」との発言を受けて10月30日に審議会に意見書を提出しようとした。
2)ところが、環境省は、池田委員の意見書提出を断った。
3)11月25日の審議会で伊藤史雄(環境省脱炭素社会移行推進室長)氏が言い訳した。
4)言い訳によると、委員会の進行を最優先にして、意見書提出を断ったということがわかる。
5)本来、審議会委員は、発言や意見書提出を自由に行える。拒否されるようなことはない。
6)2024年11月29日に環境大臣が言い訳。
7)環境省については、今年、水俣病被害者のマイク切り事件があった。今回は、審議会委員の意見書提出を拒んだとのことで、大きな問題になっている。
8)政府の審議会において本当に「忌憚のない意見」を述べる人は、審議会委員になることはまれ。たまに「忌憚のない意見」を述べる人が現れると意見を無視するのが常である。今回は、意見書の提出すら拒んだとのことで、さらに国の態度がエスカレートしているように思われる。
9)政府の環境・エネルギー政策に関する審議会では、審議会メンバーの構成の偏りがかねてから指摘されていたことろ。審議会メンバーの選び方、進行の仕方も含めて、批判的意見を排除するあり方は抜本的に変える必要がある。
池田将太さんが提出しようとした意見書
伊藤史雄氏(環境省)の言い訳はこちら↓
伊藤史雄 環境省脱炭素社会移行推進室長
「前回ご欠席の際に意見というかご発言の代わりに紙を出したいというお話、確かに承りました。その際に削減目標、経路あるいは再エネについてのいわゆる提言もあるということで、私の方からは当時まだ関係省庁のヒアリングのみでシナリオ分析の発表があとになるので、そちらのほうに移してくれないかという風にお願いしてずらしていただいたという経緯があると認識」
言い訳しているが、審議会のスケジュールを進めることが最優先したことを言っている。結局、意見書提出を拒否したということである。
伊藤室長の経歴等についてはこちら。
浅尾慶一郎環境大臣の言い訳はこちら
(2024年11月29日閣議後会見)
浅尾慶一郎氏は、神奈川選出の参議院議員。
池田将太氏の見解
報道
主だった人の御意見