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個人の発信をしていると、いい出会いがたまにある

徳力基彦さんが、こんな記事を note に投稿しました。

ありましたよー! Bリーグの実況の仕事をいただけたし、すごい感性を持った異性と出会えたりしました。

タレント事務所に入っているという特殊な環境ということもありますが、それでもSNSが出始めの頃にピンときている人は少なかったです。このサービス、ちゃんと使えば大きなプロモーションになるんじゃないか、ということを。

今でこそ、個人で配信することも増えてきましたが、十数年前はそんなことをする人なんてほとんどいませんでした。でもボクは「これでラジオができるんじゃないか!? なんてすごい技術なんだ!」と興奮してたんですよ。

でも、当時は配信したとしても、聞いてもらえる環境が整ってなかったんですね。4G回線が普及しきったから、ここまで気軽に動画や音声配信を楽しめるようになったんでしょ? いやあ、ようやくやりたいことを届けることができるようになったんだなあ……。

で、当時はテキストが一番ストレスなく表現できる環境だったから、mixi や自分のサイトのブログに、ラジオのフリートークのようなテンションで日記を書いていたんですよ。ちょうど今、ここに書いているような文体やテンションで。

しかも「ラジオパーソナリティになりたいんだから、毎日ネタがなくてどうする!」という気持ちから、毎日書いていました。……あー、今、note に毎日更新を続けているのも、当時の気持ちがよみがえってきているからなんですよね。

ただ、自分のサイトにはそんなにアクセスはなくて、同じ記事を mixi にもアップしていました。……そしたら! はい、ここからが出会いの話です。

知らない女性から友達申請が来たんです。のぞきに行ったら、これがまあおもしろいテキストを書いている。きれいな文章なんだけど、やっていることがひとつ抜きん出ている。おもしろいエッセイを読んでいるようでした。

友達申請を受けました。その方、自分の顔が写ってる写真をアップしている。これが決め手でした。顔が分かる、ということはすごく安心感がある。

ボクも、最初から本名でやってたし、仕事のことも書いていたから安心感を与えていたんでしょうか。そりゃ、ちょっと調べたらどこの事務所にいるか、こいつは実在する人物なのか、ってことが分かっちゃいますからね。相手も安心感があったかもしれません。

そういう意味では、お互いにミステリアスなところがなかったんです。実際に会いましたし、今でもつながってます。

そういう出会いを、Twitter でもしました。これも、自分のプロフィールをかなりオープンにしているから、相手が持つ警戒感も低かったのかもしれません。

だから、顔バレ・職業バレは気にしない方がいい出会いはあると思います。テキストからも自分の性格がにじみ出るものですが、それにビジュアルが加わると、親密性が増すでしょうね。

……すいません、長くなってますが、Bリーグの実況という仕事をいただいた話も。

SNS やブログは自分のカタログだという思いが強いです。ラジオのフリートークのようなテキストを毎日アップすることは一時期しなくなりましたが、自分がやった仕事をブログに書いていました。

そしたら、ある日、メールをいただいたんです。Bリーグの中継をすることになって、実況者を探してるんですが、できますか? と。名古屋で実況をしている人はいないかと検索してみたら、ボクのサイトがヒットしたそうなんです。

ちゃんと記事を作っていてよかったなあ……と思いました。本当はラジオの仕事をつなげていきたかったんだけど。でも、やっている仕事が実況ばかりになってしまって、アップする記事もそのことばかりになっていたから、見つけてもらえたかもしれませんね。

そして、この3月で所属している事務所を退所します。どこの事務所にも入らずやっていくのですが、そういう、ある意味とんでもないことをやろうとしているのも、SNS やブログを使えばなんとかなるかも、という気持ちがあるからなんです。

……徳力さんの参考になるかなあ? うまく説明できたかなあ? もし足りなければ、あらためてお話させていただこう。

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折出賢一
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