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映画「野球少女」を観ました。諦めない、という簡単なメッセージだけではない

「野球少女」を観てきました。

女性がプロ野球で生き残る道が、水島新司のマンガ「野球狂の詩」と同じような展開でした。まあ、これは野村克也さんが水島さんにアドバイスした、野球の観点からも間違いない理論みたいだけどね。

諦めなければ道はきっと開けるというメッセージに「そんなことあるか」と思う人もいるでしょう。でも、そういう人って、きっと諦めてるんだよね。

諦めることがいけないことではない。諦めないで続けることは本当に難しいから。この作品に対して「都合良すぎ」と思うかもしれないけど、諦めないということについては、ちょっと本気でやってみたらいいかもしれない。

それに「女がプロ野球選手に!?」という冷ややかな目と戦っていることも、この作品では忘れてはいけない。その重圧も乗っかって戦っている。きっと今の社会も、このくらいの、地味な痛さを感じることが、あちこちで起こっているんでしょうね。

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折出賢一
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