【058】余白と余韻がすごい8分間のアニメーション「岸辺のふたり」
おはようございます。
今日も1本映画を紹介しようと思います。
それはこちら
物語にはこちらの音楽が登場します。
よかったら「ドナウ河のさざ波」をどうぞ!
あらすじ
自転車に乗った父親と幼い娘がとある川の岸辺へとやって来る。やがて父親は後ろ髪を引かれる思いでボートに乗り込むと、娘を岸に残したまま行ってしまった。その日以来、娘は雨の日も風の日も、父親の帰りを待って岸辺を訪れ続けた。 〜Wikipediaより抜粋〜
きっかけ
この作品を観ようと思ったきっかけは、
たしかスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが
音楽と映像だけのこの詩的なアニメーションを絶賛していたからです。
感想
こちらはオランダのアニメーション映画で、8分のお話です。
オランダの作品って多分これが人生初で、
所持している中で一番短い作品になります。笑
初めて観たのはたしか5年くらい前。
まず、このなんともいえない映像に引き込まれた記憶があります。
色彩も大まかに、黒、白、茶色、青の4色。
音は、自転車のベル音、風の音、波の音、鳥の声くらい…。
そして登場人物たちに台詞がないので
余白部分は観客側が何か感じ取らなくては
いけませんが、ぼーっと観ているだけでも自然と、
画面から何か訴えてくるモノが不思議とあります。
理由は分かりませんが
娘を置いて、岸辺からボートに乗って行ってしまった父。
そして、晴れの日も雨の日も大好きな父の帰りを待つ娘。
画面を観ていると、音楽も重なってか哀愁を感じますが、
そこに愛は絶対あって、観終わった後は余韻が残ります。
8分間で人の心を掴むってほんとすごい作品です。
是非よかったら、一人でも多くの人に観て欲しい作品です。
あぁ、絵本もあります!
それでは今日もありがとうございました!!
いいなと思ったら応援しよう!
こんにちは。今日は記事を読んでくれてありがとうございます!20代少し仕事を頑張りすぎたみたいで、抑うつ状態になりました。現在人生の雨宿り期間中。日々の何気ない出来事。感じたこと。好きな映画のこと。発信していきます。また読みに来てくれたら嬉しいです!