【129】女優陣の独特の演技力が見所「タイトル、拒絶」 映画 感想
こんばんは。
今日は気温がぐんぐん上がって暑かったですね。。
仕事ではGW最終日毎年恒例のクレーム対応が終わり
疲れました。
なんでか、GW最終日にホテルに泊まるごく一部のお客様って
毎年変なところに突っかかって来るんですよね。
映画「マスカレードホテル」でも長澤まさみさんが台詞で言っていましたが
「お客様と無駄な駆け引きはしない」をモットーに
なんとか乗り越えましたが、今回はタチが悪かったです。。
さて、そんな沈んだ気持ちを切り替えるため
今日も映画を1本見ました!!
それがこちら!!
タイトル、拒絶
あらすじ
雑居ビルにあるデリヘルの事務所。
バブルを彷彿させるような内装が痛々しく残っている部屋で、華美な化粧と香水のにおいをさせながら喋くっているオンナたち。
カノウ(伊藤沙莉)は、この店でデリヘル嬢たちの世話係をしていた。オンナたちは冷蔵庫に飲み物がないとか、あの客は体臭がキツイとか、さまざまな文句を言い始め、その対応に右往左往するカノウ。
店で一番人気の嬢・マヒル(恒松祐里)が仕事を終えて店へ戻ってくる。マヒルがいると部屋の空気が一変する。何があっても楽しそうに笑う彼女を見ながら、カノウは小学生の頃にクラス会でやった『カチカチ山』を思い出す。「みんながやりたくて取り合いになるウサギの役。マヒルちゃんはウサギの役だ。みんな賢くて可愛らしいウサギにばかり夢中になる。性悪で嫌われ者のタヌキの役になんて目もくれないのに・・・。」
ある時、若くてモデルのような体系のオンナが入店してきた。彼女が入店したことにより、店の人気嬢は一変していった。その不満は他のオンナたちに火をつけ、店の中での人間関係や、それぞれの人生背景がガタガタと崩れていくのだった・・・。(Filmarksより)
予告
劇場公開記念舞台挨拶
感想
この作品は、内容が内容だけに一般受けはしないかもしれないけど
自分はすごい観れて良かったです。
テレビドラマ「女王の教室」での独特な声が印象的で、今ノリにノッテル?
伊藤沙莉さん。
「春 君に届く」で引きこもりの少女を演じたり、「最後から2番目の恋」では中井貴一さんを好きになる女性を演じた 佐津川愛美さん。
「くちびるに歌を」では初々しい合唱部の部長を演じたり、「ちはやふる」等にもチョイ役で出演していた恒松祐里さん。
(コロナで自粛中にリモートで再会してるの最高!!)
そして震災を題材にした「風の電話」での演技が記憶に新しいモトーラ世理奈さん。(ラストのアドリブでの演技、長回しシーンは鳥肌・・)
あとTwitterに載せ忘れたけど、
「放課後ソーダ日和」や「朝が来る」でも独特な存在感を出していた森田想(もりた こころ)さんの出てました!!
こうやってほんと、
個人的にいろんな作品で印象に残っている女優陣が1つに集まって
鑑賞できるの、ほんと嬉しい。
こんなこと言ったら失礼だけど、役にぴったりというか・・・
どんな役作りをしたのかすげー気になる。
デリヘルという・・・全く接点のない世界のお話だけど
キャラクターがみんなしっかりしていて、どんなバックボーンや
生い立ちなのか考えるとまた色々想像できて
で、日本にも今そうやって生活をしている人もやっぱ実際いるわけで・・
なんか知らない世界を知れる感じが良かったです。
それにしても女優陣の怪演?までとはいかなくても
それぞれの演技力が凄まじくて、過去作のイメージを
いい意味でぶち壊してる感じがすごい。
で、この中で新たに出逢った気になる俳優さんが
池田大さん。
調べてみたら、SEKAINOOWARIさんのSaoriさんと
ご結婚された方だったんですね!(今知った!)
彼、多分きっとメガネとか髪型次第でいろんな雰囲気になって
同一人物に見れなそうな顔立ちしてる印象。
作品中もいろんな表情をしていて、好青年かと思えば、裏の顔もあってそのキャラクターが掴めない感じが良かったです。
で、またSEKAINOOWARIさんの「silent」のMVを監督されていると
いう多彩さ!!
ほぼほぼ同世代にまた新たな気になる俳優さんが増えて嬉しいな。
今後ますますの活躍を期待!!
15禁の規制のある作品だけど
ぜひ時間があったらNetflixで配信されているのでみて欲しいです!!
またこの作品を監督されたのが女性というのもびっくり!!
すごく上手くまとまっていて、見やすくて見入っちゃいました。
山田佳奈監督の今後も注目です!
それでは今日も読んでくれてありがとうございました!!