⚾︎個人的2020年観て良かった映画⚾︎ブログを始める熱量をくれた『アルプススタンドのはしの方』
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今日からnoteさんでもブログを始めることにしました。
けんいちと言います。不慣れですが、よろしくお願いします。
(改めての自己紹介はまた今度・・)
2020年ももう残り数日となりましたが、早速ですが、
今日は今年劇場で見た個人的映画ナンバーワンを紹介したいと思います。
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2020年8月21日(金)
コロナ自粛期間あけ、
半年ぶりに電車に揺られ初めての映画館に行って来た。
コロナだし、暑いし、田舎だし、近くの映画館じゃ上演してないし、
初めていくとこは緊張するし、いつかレンタルでもいいか。。。
と“しょうがない”を言い訳にして諦めていました。
学生時代も、
クラスのスクールカーストでは中の下。
イケメンでもないし、モテないし、
特別頭も良くなければ、運動神経も良くもない
何も取り柄もないそんな人生。
そんな自分が初めて趣味と言える「映画」と出逢い
社会人で初めて1人映画デビューをする。
(その話はまた今度)
で、話が脱線したけど。。。笑
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今回観たのはこちら
『アルプススタンドのはしの方』
予告はこちら
映画『アルプススタンドのはしの方』予告編
今回この作品を観たいと思ったのは、
単純にtwitterでのフォロワーさんの口コミが評価が高いのと
予告が面白かったから。
そしてどうしてのこの暑い、
普段と違う2020年の夏中に目に焼き付けたっかったからです。
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栃木の田舎町。
普段利用する映画館も車で30分〜40分かかるのに
最寄り駅まで車で30分。電車で3駅先のプチ旅行。
(今思えば、いい距離感な気もする。)
やっぱり時々は電車に揺られ違う街を歩くのも楽しい。
そして着いた映画館。
普段利用する映画館と違って、コンパクトでロビーに少し上映されてる
作品の音声が聞こえる不思議な空間!
チケットは券売機とは違い窓口対応だし。座席は自由で、市販のジュースの持ち込みも可。
もう何もかもが新鮮!
平日の午前中ってこともあり、お客さんも少なくて
この回の観客は...僕一人だけ
このスクリーンをひとりじめできたこと。
本当に幸せだった。
twitterでは客席は隅っこで観るのがオススメとのことだったけど、
せっかくだし、中央のど真ん中で鑑賞しました!笑
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で、やっと、映画の感想。(ネタバレあるかもです。すみません)
この作品高校生の演劇部の舞台が原作ってこともあり
登場人物も少なく、カット割りも少ない。
上映も75分と他の作品と比べると短い作品の部類に入るけど、
脚本が上手くまとまってて面白かった!と素人ながら感じた。
野球の試合同様、物語はいつか終わりがくる。けど、もっとこの子たちを
大人になるまで観ていたいと素直に思いました。
野球の試合を応援にきた子達のお話なのに、野球の「や」の字も少なければ、
球児たちが一人も画面に映らない斬新さ。
撮影では実際野球の試合は行われていないはずなのに、エキストラ含め登場人物達の
演技は勿論、吹奏楽部の演奏やウグイス嬢をはじめとする録音の力。
そして、球児が映らない分、映画を観た観客に試合の状況や球児達の顔を想像させる
ことで、さらに何倍も作品の奥深さを出し、一人一人オリジナルの作品がここに完成する。
それがなんか新鮮で良かった。
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カットが少ない映画として個人的に思いつくのは、
まるで、河原で語る放課後映画の『セトウツミ』
主要キャストのはずが、あえてスクリーンに登場させない映画といえば、一人の行動で周りを振り回す『桐島、部活辞めるってよ』
などと、少し似ているかもしれない。
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余談だけど、キャスト数名がTBSドラマ「中学聖日記」に出ていたこともあり、
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個人的に登場しない球児達を、岡田健史さん、若林時英さんに当てはめて観てました!笑
そして物語序盤、それぞれの悩みを抱えつつ、少しダルそうに野球のルールも知らない子達がアルプススタンドのはしの方にいます。
ほとんど話したこともない子達が学生あるあるな“たわいもない”話を少しバラバラに席を開けてしていますが、徐々に野球の試合に、そしてかつての自分達?と本気で向き合い
“しょうがない”を払拭し、真剣に応援する姿がまさに、
青春!!で最高だった。
個人的なつぼは、予告でも流れているけど「今それ言う..」て言う
藤野役の平井亜門さんの顔。
そして自然体な演技、今後、さらに注目していきたい俳優の一人となりました。
そして、物語で唯一の大人。英語教師の厚木役目次立樹さん。この方、初めてみた方なんだけど、(すみません)役で声をからすほどの、すごい熱い先生でハマってた。僕の地元栃木で、農業修行をしていたらしい。何育ててたんだろう?笑
(脱線..脱線..(´∀`))
ちなみに撮影は5日間で撮り終えたようで、台風も接近していたようなのですが、
時より、スクリーンに映る子達の心情と球場に吹く風が上手くリンクしているように
見えて、そこも良かったです。(たまたまかな?)
そして青春って炭酸飲料ってイメージだけど、フォロワーさんがこの作品で
「お〜いお茶」を勧める意味もわかりました。笑
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ここで少し自分の学生時代の話。
「野球部って少し偉そうだよね」って台詞があるんですが、それすげー分かる。笑
勝手な解釈だけどスクールカーストの上位って、男子は野球部・サッカー部・バスケ部が大体多い気がする。そしてあまり、文化部との交流を持たないんですよね。
で、高校ん時中学から続けていたテニス部を些細な理由で辞め、
ちゃらんぽらんだった高一の夏。
先輩達の野球部の応援をしに作品同様スタンドに行きました。
おそらく2004.5年の夏だったかな?
その時の地元の高校野球テーマソングは
【HUNGRY DAYS】さんの 『明日に向かって』でした!
今聞いても、懐かしくて、我武者羅感に元気でる。笑
【HUNGRY DAYS】明日に向かって【PV】
脱線ばかりですみません・・・。笑
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登場人物同様、クラスメイトや先生の噂話、進路、恋愛、芸能...と試合そっちのけで
雑談をしていたのが懐かしい。。(だからこそこの作品にのめり込むのかも)
でもこのままじゃせっかくの高校時代が勿体無いとあの時感じて、仲間を探して
テニスに似ているからという理由でバドミントン部に入ったんですよね。笑
県大会に行けるほどの実力はつかなったけど、体育館で汗を流したあの空間、
時々「キュッキュッ」と体育館に響くシューズの音。副部長として部をまとめたり、
初めての後輩に戸惑った事、今じゃいい思い出です。
そんな中、音楽の授業にボンゴ?だったか、音楽の打楽器の実技テストがあって、そんな難しくもないリズムテストだったんだけど、そん時、先生に「吹奏楽部に入らないか」って言葉をかけてもらって、クラスにまで吹奏楽部の子が顔を見にやってきたことを思い出した。
さすがに、自分不器用だし、資格取得の勉強や部活の両立は厳しいと、
全てが中途半端になりそうでって
やりもしないで思って、お断りしたけど。。
あの時、もし吹奏楽部に兼任で入部していたら、
この作品みたいにアルプススタンドで野球部の応援の一部として参加していたのかな?
と、また違った学生生活があったのかな?と少もどかしい気持ちにもなりました。
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「応援」って過剰すぎるのは、嫌だったりプレッシャーになったりする場合もあるけど
されて嫌な気持ちになる人はいないと思うし、時にそれがすごい奇跡につながることも
やっぱあると思う。だから、僕自身も、今周りで何かに一生懸命な人、努力している人、
諦めないで食らいついてる人を応援したいと思いました。
とにかく、この青春が詰まった「アルプススタンドのはしの方」
上映館数も徐々に増えてきているみたいなので、ぜひ今学生の10代をはじめ
多くの人に観て欲しいです。
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そしてなんといっても、エンドロールで流れる主題歌♬
アーティスト名:the peggies
曲名:青すぎる空
この曲が主演された方たちの気持ちや物語とシンクロしているかの素晴らしい歌詞。
サビに入る前あたりとかの『ドン ドン ドンドンドン!』が
青空の下、アルプススタンドでの応援団がメガホンを叩いているかのようにも聴こえ、
まさに頑張る人への応援歌。是非聴いてほしい。
✨new✨9/1 主題歌のmvが公開されました。
the peggies「青すぎる空」Music Video (映画「アルプススタンドのはしの方」主題歌)
やっぱいい曲!!
劇場で聞くと、余韻が更にすごいんですよね。まさに「青春」。
2020年。。。
こんな風にみんなで応援できる夏が来てほしかった。
僕以上に、オリンピックの選手達そして現役の学生達。
そして世界中の人達がいつか笑顔で過ごせる日が来ますように。
mvラスト
「未来はあなたの手の中!」とかいい言葉だな。
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そんな、気づいらた4,000字を超える文章となってしまった初ブログ。
ここまで読んでくれた皆さん本当にありがとうございます。(感謝です。)
今年は、いつもと違い少し寂しい夏ですが、この時期にこの作品に出逢えたこと。
そして映画のブログを始めようとするきっかけをくれたこの作品に感謝です。
これから不定期に更新していきますのでよろしくお願いします。
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最後の余談となりますが
映画からの帰り道。近所の球場に行ってきた。
ここで小学生時、プレーしたんだよな。
ほんといい夏の思い出の1ページになりました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
終