Miniature Garden 2.0 (#vxs1kxk7) Ken-ichi KAWAMURA 2018年1月9日 23:59 昨年の6月末からTouchDesignerを始めてから、約半年が経った。仕事での活用はもちろん、個人としてもオーディオビジュアルにハマったこともあり、自分の時間はひたすらパッチを触るようになった。近頃は、新作の制作と並行して、初期の頃に手掛けたオーディオビジュアル作品のブラッシュアップも行なっている。最近ブラッシュアップした作品がコレ。openFrameworksを触っていた頃は、開発力がそのまま表現に直結していた感があったものの、TouchDesignerの場合はデザインの感性を表現に活かすことができる。TouchDesignerは、エンジニアにもデザイナーにも使い方を見出せるツールといえ、デザインと開発を両立してきた自分にはドンピシャの開発環境だった。モノ作りにおいて、こだわっているポイントが3つある。一つ目はスピード。最初から100%を目指すよりも、その時点でベストなものを量産する。100%を出そうとすると、構想だけが大きくなり、時間がかかり、コストも膨らみ、モチベーションの維持が難しくなる。現時点でのベストであれば、短時間にリリースでき、リアクションも見えやすく、方向性の取捨選択も可能になる。二つ目は自分を追い込むこと。ヒトはどうしてもサボりたくなる生き物だ。であれば、サボらなくなる環境を自分で作れば良い。定期的に作品を発表する、出展する、登壇するなどだ。事前にスケジュールを設定してしまえば、後はもうやるしかない。実にシンプルだ。三つ目は、コラボレーション。今、モノ作りは多方面のスキルが必要なので、1人で行えることには限界がある。なので、その道のプロ同士がリスペクトしあいながらコラボレーションすることが必要だと感じている。リスペクトというのは、本人にそれに見合う実力があって初めて成り立つものだ。そのためにも、上記のスピードと自分を追い込むこと、この2点は習慣化する必要があるように感じている。上記3点を意識しながら、2018年もタンジブルなクリエイティブを意識して突き進んでいきたい。 #VJ #touchdesigner #generativedesign #audiovisual #audioreactive この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート