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熊谷知事のお知らせ『千葉ヨウ素資源イノベーションセンター』

総裁選で自民党が意図した通り、メディアジャック状態になっていますね。自民党は何度も苦しい状況に陥る度に、この総裁選システムとメディアの集中報道によって支持率を回復してきました。

特定政党の党首選びではあるのですが、自民党総裁を選ぶ選挙は事実上、総理を選ぶ選挙となっており、かつその選挙の模様を一挙手一投足メディアが報道することによって、まるで党員以外も首相を選ぶ選挙に参加しているような気分になります。我が国は国会議員が首相を選ぶ制度、つまり国民は首相を直接選べないのですが、この総裁選が疑似首相公選制となっているところに特徴と魅力があります。

どの総裁が選出されるにせよ、中長期的な視点を持ち、地方の現場を理解し、寄り添って頂ける方が選出されることを願っています。

個人的にはどうして立憲民主党は自民党の総裁選の日程を待ってから自分たちの党首選の日程を決められなかったのかが不思議です。今回は総裁選出と同時に解散総選挙となる可能性が高い(私は首相が好きなタイミングで解散できる制度そのものに従来から反対です)のですから、総裁選後に党首を選出した方が選挙上有利と思うのですが。自民党と立憲民主党の大きな差は「政権を維持・取る」ということに関する徹底した執念の違いだと思います。

さて、一昨日は千葉大学キャンパス内にある千葉ヨウ素資源イノベーションセンターを訪問。世界のヨウ素の約3割を日本が生産し、かつ千葉県はそのうち75%を生産する資源県です。

豊富な資源を生かし、ヨウ素関係企業と千葉大学が高付加価値なヨウ素製品の開発・製造やリサイクルの構築を行うため、設置されました。

ペロブスカイト太陽電池の原料としても注目を集めています。県として産学と連携し、千葉県の貴重な資源であるヨウ素を生かした活性化に取り組んでいきます。

昨日は入札における職員逮捕事件を受けて設置した第三者による検討会議の報告書を受領。

この報告書をしっかりと受け止め、具体的で実効性ある対策を早期に策定し、入札・発注における県民の信頼を取り戻していきます。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。


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