熊谷知事のお知らせ『政策協議、県立柏特別支援学校の視察、野田市キッコーマン中央研究所』
政策協議のほか、県立柏特別支援学校を視察し、さらに野田市のキッコーマン中央研究所に伺いました。
柏特別支援学校柏市北西部と流山市が学区で、当該地域の人口増を受けて、創立時の受入規模の倍近い258名の児童生徒が通っています。
自閉症のある児童生徒の特性に応じた指導・支援や、独自のサイン等を活用してコミュニケーションや言語活動の充実等を図っています。
過密化により教室数が不足し、特別教室などを転用したり、廊下スペースを更衣室等に活用するなど影響が出ています。
県教育委員会は早期の過密化解消に向けて、新たな学校等の整備について流山市と協議を進めています。
私も随時報告を受けており、現場の実態を把握する上で視察した次第です。
教職員の皆さんが創意工夫を重ねて、子ども達のために最善の教育を行なって頂いていることに深く感謝します。
当該地域だけでなく、県内各地の特別支援教育の充実に県教委とともに取り組んでいきます。
キッコーマン中央研究所は百名以上の研究員が所属され、グループ全体の基礎・応用研究を担っています。醸造の歴史や周辺環境にも配慮され、千葉県の建築文化賞も受賞されています。
食の安全やおいしさの追求が日々、千葉県内で行われていることを再認識できる貴重な機会でした。ご対応頂いた中野社長や関係各位に感謝します。
千葉県は古くから利根川や江戸川の水運を生かし、醤油やみりんの生産が盛んで、現在でも国内トップを誇る発酵県でもあります。
アヒージョに隠し味として醤油を加えた千葉県ご当地グルメ「黒アヒージョ」も認知度が徐々に向上しており、アンバサダーとしてキッコーマン食品さんやヤマサ醤油さんにもご協力頂いています。
これからも醤油を始めとする千葉県の食文化・発酵文化を国内外に紹介し、県の魅力発に繋げていきます。
※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。