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どうぶつ基金の行政枠導入を求める請願書提出

先日、銚子市議会へどうぶつ基金の行政枠導入を求める請願書の提出に銚子ねこねこボランティアの方々と行ってきました。無事に請願を受付けて貰いました。その後、議長室で議長と意見交換を行いました。

請願文章以下

銚子市内では近隣市に比べて多くの野良猫が生息しています。また適正な管理が行なわれず知識不足な餌やりにより、その頭数は増えていく一方です。これは大きな環境問題になっており、解決するには『動物の愛護及び管理に関する法律』に則って不妊去勢手術や完全室内飼いの推進活動が欠かせません。この活動は、猫の為の愛護活動だけではなく、銚子市民が暮らしやすい地域社会をつくり、銚子の町をきれいにするための環境整備活動です。現在、銚子市内で私達は不妊手術会の運営ボランティア団体『銚子ねこねこ』として活動をしております。令和4年6月から令和6年の5月末時点で1,115頭の野良猫が銚子市内で行われている手術会にて手術を受けました。この会場の施設利用料や消耗品は手術会に来られる皆さんのご寄付や寄贈により賄っております。手術会で不妊去勢手術を行う方の多くが自費で手術を行なっているので、10頭20頭となるとなかなか足を運ぶことができないのが現状です。そこで費用を助成し活動を促進させるために『さくらねこ無料不妊手術事業行政枠』というものを『公益財団法人どうぶつ基金』が行っております。行政の財政負担が無く利用する事が出来る制度です。行政枠には不妊手術費、ワクチン接種費、ノミ駆除費が含まれます。現在、千葉県内では54市町村の内23市町村が登録をしており、すでに野良猫の収束に近付いている市も多くあります。また未登録の旭市や香取市、東庄町、匝瑳市では市独自の助成金を設けており千葉県内26市町村では市独自の助成金制度が有ります。銚子市を含む県内15市町村はどちらの助成金制度も有りません。令和4年度の猫の道路上での死亡件数を比較してみます。旭市335件、匝瑳市185件、香取市127件。対して銚子市は536件。銚子市だけが突出して猫の道路上での死亡件数が多く、他市に比べても猫の生息数が多い事が分かります。

この環境問題を解決すべく『公益財団法人どうぶつ基金』が推進する『さくらねこ無料不妊手術事業行政枠』の導入をお願いします。

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