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令和6年12月定例会 池田けんいち一般質問

会派新風の池田健一でございます。

12月に入りようやく寒気が流れ込み冬らしい寒さになって来ました。一次産業が盛んな銚子市では気温の上がり下がりで産業に大きな影響を受けます。漁業では海水温が下がらない為、まき網漁船の入港が例年より一か月遅れています。またいつまで銚子で水揚げされるかは分かりませんが、現在、銚子漁港で水揚げされているまき網船の鰯は北の漁場から運んで来ています。銚子では入梅時期でしか食べられなかった脂をまとった鰯が食べられます。ぜひ市内の飲食店で鰯を食べてみて下さい。

話は逸れましたが、地球温暖化対策は世界規模の問題だという事は言うまでも有りません。私達は自分達で出来る対策を講じながら順応していく他、有りません。今後、行政にも様々な場面で対応を求められると思います。

それでは市民の立場に立ち、通告に従い順次質問いたします。

『小中学校の統廃合について』質問いたします。
『今後の統廃合の計画について』です。

先日、銚子中学校の校舎建て替え工事の入札不調による校舎建替え工事の延期が発表されました。3度にわたる建設工事が不調に終わり、その理由として物価の高騰や人手不足が起因しているとの事でした。全国的にも入札不調が多数発生していると市長挨拶でもありました。今後進める公共施設工事にはこうした問題がついて回ることを念頭に進めていかなければなりません。また市長挨拶の中で「早期の着工を検討してまいります。新校舎が完成するまでの間は、既存校舎を使用することになるため、防水処理など、必要な改修を行ってまいります。」と有りました。過去これまで建替え工事を行うという観点から、必要な改修工事については行わずに、卒業した生徒児童も在校生も我慢してきたと思います。必要な改修工事については速やかに行われることをお願いしたいと思います。銚子中学校は現在472名の生徒数ですが、仮に今年度の一中、二中、三中、銚子中の生徒数を足してみると689名になります。令和9年度の生徒数はこれより少なくなるとは思いますが参考程度で捉えて下さい。この数字を念頭に5点質問いたします。

一つ 銚子中学校の新校舎建て直しについて今後どうするのか伺います。
答 今後のスケジュールについてですが予定通り令和9年4月1日に1中2中3中の4校を統合した新銚子中学校を開校します。この統合により銚子の中学校は新銚子中学校と銚子西中学校の2項体制となり中学校の統合は完了となります。なお新銚子中の校舎建設につきましては、開校後に出来るだけ早期の着工をしていきたいと考えております。

二つ 令和9年4月の開校時、教室の数は足りているのか伺います。
答 現在、多目的教室などの教室を普通教室に当てる事で、教室は足りる予定になっております。

多目的教室のエアコンについてはどの様にするのか伺う
答 それも含めてえあの予算要求をしてまいりたいと考えております。

三つ 現在児童生徒の送迎で乗り入れているグランドの窪みや轍が酷い。こちらも修繕して頂きたいと思うがどうか?
答 グランドについては駐車場の整地を砂利を敷くなどやりたいと考えて おります。

四つ 防水処理など、必要な改修を行うとの事だが、それ以外どこを改修する予定なのか伺います。
答 防水以外の整備といたしましては、1年生校舎のトイレについて要式トイレに変更をしていきたいと考えております。これらにつきましては既に予算の要求に入っているところで ございます。

問 体育館の螺旋階段については防水工事に含まれ定rのか?
答 我々が考えておりますのは、1年生の校舎の屋根を考えております。また体育館の螺旋階段になっている所の円形のガラスのパッキンが劣化して雨漏りがしていることは承知しております今回の修繕の中に組み込むことが出来れば対応させていただきたいと考えます。

五つ 銚子市内の中学校の統廃合のスケジュールについて伺います。
答 今後のスケジュールについてですが予定通り令和9年4月1日に1中2中3中の4校を統合した新銚子中学校を開校します。この統合により銚子の中学校は新銚子中学校と銚子西中学校の2項体制となり中学校の統合は完了となります。なお新銚子中の校舎建設につきましては、開校後に出来るだけ早期の着工をしていきたいと考えております。

問 体育館のエアコンについてはどうするのか?体育館のエアコンについては新校舎建て直しの際に設置予定でした。早期に新校舎建て直しをする計画であれば、先行してエアコンの設置を強くお願いしたい。12月の陽気を見ても分かるとおり加速度的に、温暖化による異常気象が増しています。災害時の避難場所としての利用も当然考えられます。何よりも子供たちの学習の環境を整えていただきたい。また旧校舎でもエアコンが付いていない教室が有ります。この点についてどう考えるか伺う?
答 体育館のエアコンの設置の有無に ついてですが、早期の新校舎建設を第1に考えておりますので、それが叶うようであればエアコンの設置について先行して行うことは考えておりません。もし今後、校舎建設の遅れが長引くようであれば、その時点で、改めてエアコンの設置について 検討させていただきたいと思っております。

入札不調については一定理解はするが、結果として子供達の学習環境に影響が出ているのが現実。実際、全国的に入札不調で建設出来ていないという話が有る一方で入札出来ている自治体がある事も事実。保護者からは憤りの声や落胆の声が聞こえて来ます。市としてはどの様に考えているのか?また銚子中学校へ通学予定だった保護者へはどの様に説明を行うのか伺います。
答 取り急ぎ文書でこの件についてお伝えをさせていただきました。今後、必要に応じて説明会を開くなど対応していきたいと思います。が現在のところ教育委員会の方に、この件に関してのお問い合わせは1件も入ってない状況です。統合準備便り等で次の号で校舎建設の話を周知できるようにしていきたいと考えております。

次に『今後の小中学校の統廃合の計画について』質問いたします。

10月31日、市長と教育長へ六中地域活性化委員会から「船木小学校と椎柴小学校の再編に関する要望書が提出されました。内容は次の通りです。

市立船木小学校及び市立椎柴小学校の保護者に発出された文書(令和6年10月10日付け船木・椎柴小学校保護者宛「アンケートへのご協力の御礼について」)において、年々児童数が減少している両校の再編に関する関係保護者の意向が明らかにされました。それによれば,回答した保護者の多くが早期の統合を希望し、また保護者の半数が旧六中の場所を希望しているという結果が出ています。このことについて,本委員会の活動趣旨に照らし,市立船木小学校と市立椎柴小学校の再編について下記のとおり要望しますので、御高配を賜りますようお願い申し上げます。

1.学校が地域の拠点として大きな役割を果たすことにかんがみ、両校の学区で生活する小学生が通学する学校を旧六中学区内に置くこと

2.両校の現状及び近い将来に予想される状況をふまえて、出来る限り早期に両校の統合を実施すること

3.両校の統合に当たっては、その施設として旧六中施設を利用すること

4.統合により設置される学校に通学を希望する小学生及びその保護者にとって、通学しやすい施設等の環境を整えること

5.両校の統合にとどまらず本市西部地域における小学校の継続的配置に配慮すること

という内容でした。

そこで1点質問させて頂きます。

今後の小学校の統廃合について教育委員会ではどの様に考えているのか伺います。
答 小学校の再編については中学校の再編終了後に進めていくことになっております。しかし複式学級が 複数できた場合、再編の検討を始めることとしております。再編にあたっては保護者や地域の方のご意見をいただき慎重かつ丁寧に再編を進めてまいります。

市長の子育てファーストという言葉にあるように、児童生徒の負担にならない様、特に小学生低学年の負担にならないように十分考慮して、また地域住民の声を充分に聞いて、小学校の統廃合を進めてください。

次に『これまで一般質問して来た事項の対応状況について』
『千葉科学大学公立大学法人化について』です。

昨日の加瀬庫蔵議員の質問で理解出来ましたので質問はしません。要望を申し上げます。銚子市としては、私立大学としての存続を優先的に望む考え方から、来年度の入学者の募集状況と加計学園の経営努力を注視していきたいと考えます。との発言がありました。また定例記者会見の場で「留学生を数多く受け入れることは、私立大学の運営してとしては問題ないが、市が運営する公立大学となると、市民の理解が得にくい。」「留学生の多い状況では地元のニーズがなく、公立化は難しい」という発言があったと一部報道を目にしました。協議が再開していない中で、令和7年度の生徒募集に影響するようなご発言は控えていただきたい。この事はこれまで市立病院の医師看護師の待遇について質問を受けた際に市長より「職員の離職に繋がる恐れがあるので、辞めて頂きたい。」というようなご発言もあったかと思います。千葉科学大学も令和7年度に募集を再開しています。このことについては同様のことが言えると思います。ご自身のご発言には相当の影響があるという事を念頭に発言をお願いしたい。この事を要望します。

次に『野良猫に対する今後の市の体制について』です。
これまで昨年12月、今年の6月定例会の一般質問で野良猫に対する不妊去勢手術について質問を行って参りました。その後、産業建設委員会内で銚子市による直営事業により不妊去勢手術を行う事が明らかとなりました。その体制について現在まで決まっている事について伺います。

答 令和6年度から実施する野良猫対策は、猫の周辺の生活環境の被害など状況に応じた対応が求められるため、市内獣医師 や海匝保険所。また地域住民と連携し市直営で行う予定です。実施体制としては生活環境課に担当職員を配置の上、市民からの相談をお受けし買主の有無や状況周辺の生活環境に関する現地調査を行います。この現地調査において 不適正な多頭飼育や餌やりなどにより周辺の生活環境が損なわれていると思われる場合は、海匝保険所に動物の愛護及び管理に関する法律に基づく対応をします。また飼主のいない猫を増やさないために飼猫の遺棄禁止の周知徹底。猫の屋内外や不妊去勢手術首輪やマイクロチップ装着の推奨にかかる広報を行います。この他、野良猫による生活環境の被害にお悩みの市民に猫避け機を貸し出し、被害軽減に務めてまいります。

相当な覚悟、時間、お金がかかることが予想されます。仮にこの取り組みが成功した場合は他の行政には事例のない、先進地となることは間違いありません。うまくいくように私自身も後押しして参りたいと思います。

次に『市内施設について』です。
銚子セレクト市場について質問いたします。
銚子セレクト市場は経済産業省の地域商業自立促進事業に採択され、補助金を改装費用などに充てた経緯が有ります。またこれまでも中心市街地活性化研究会から道の駅としての要望が出されるなど街の中心市街地に位置する重要な拠点として、話題に上がって来ました。この度、民間事業者による運用が決まったと把握しているが、地域商業自立促進事業の補助金については問題が無いのか伺います。
答 セレクト市場につきましては現在規模が縮小されておりますが営業を続けております。国の補助金につきましては補助金の返還等が無い中で運営されていると認識しているところです。

市内民間事業者による運用が決まったのを知ったのは、店舗を見てつい最近知りました。銚子市では情報の把握は出来ていたのか?以前に比べて議会との情報の共有が出来ていないように感じます。我々に伝える義務はないかもしれませんが、市内で起こっている大きな出来事は今後は情報を共有をして頂きたい。強く要望いたします。

次に『三崎団地の今後について』です。
9月議会の一般質問後、三崎団地、黒生町市営住宅の除草が行われ大変、綺麗になりました。三崎団地については年明けにもう一度除草作業を行い完了する予定と聞いております。そこで三崎団地の立地についてですが、国道126号線に隣接している事。高台である事。路線バス、高速バスのバス停も近い事。また団地と隣接する分譲地は売り出してから、すぐに全て売り切れました。以上の事から、宅地として販売してはどうかと思うが見解を伺います。
答 三崎団地 につきましては、施設の老朽化あるいは入居者数の減少を考えまして平成28年度から令和3年度まで団地内の一部を集約する集約事業を実施しました。32 世帯を同一敷地内の別棟の市営住宅へ移転していただいたところでございます。そして令和4年度から2年間で三崎団地市営住宅用地全体を実施したところでございます。集約事業によって三崎団地の敷地一部、空住宅となっておりますが、具体的な土地の利活用について議員ご質問にありましたように、売却したらどうかというご提案も含めまして具体的な方策を決定出来ておりません。処理しなければならない問題や事務手続きがいくつかござございます。例えば用地の中に法定外公共物。構図上に示されている道路です。現在、使われていない赤道これを用途廃止測量して面積を確定して用途廃止しないと行政財産から普通財産への移管ができません。所管替えをしないと普通財産でなければ地方自治法上は売却が出来ません。これがかなり事務量を要するということ。それと空いたままになってる三崎団地の中に一部、荷物が残されている住宅がございます。こちらについては財産権が生じますのでこういった残地物。荷物の所有権の確定や処理について、この取り扱い事務を進めているということです。残された事務手続きに少々時間がかかるとは思いますが、この事務を進めながら同時平行で今後の利活用について売却も可能かどうか?どのような形が次の用途として考えられるか?検討していきたいと考えております。

地元事業者から分譲地としての見解を伺うなど、その可能性のリサーチも並行して早急に進めて頂きたい。

次に『ウオッセ21の今後について』です。
これまでウオッセ21について議員勉強会を何度か行って来ました。その後、今年に入り『ウオッセ21の活用に関する事業者提案募集』を行うとのことでホームページで事業者を募集。応募に関する相談・質問 受付期間を令和6年3月18日から5月10日。その後の手続きを経て令和6年5月27日から31日の間で意見交換の実施。そこから既に半年以上が経過していますが、我々には情報が何も降りてきません。前回9月議会の一般質問でのヒアリングでは、募集要項の中で協議内容は公表しないとなっており、内容については公表出来ない。との事で一般質問は諦めました。そこから更に3か月が経過し今回の一般質問。ヒアリングで今回も結論が出ておらず一般質問で公表は出来ないとの事でした。当初、意見交換で4日間を設けていました。間も無く7ヶ月が経とうとしているのにも関わらず未だに結論が出ない。普通に考えてもスムーズに協議が進んでいないことが伺えます。となれば良い事業者提案が無かったため別の方法を考える。という流れになるのではないでしょうか?何故、その事業者にこだわるのか?一体どこでつまずいているのか?全く見えてきません。

そこで2点質問いたします。

一つ 公表出来る範囲で構いません。協議内容を伺います。
二つ いつ全ての内容を公表する予定なのか伺います?
答 銚子水産観光から銚子市への無償譲渡の要望があり、その後活用事業提案を募集したところ 1事業者から応募がございました。現在、提案事業者から示された事業内容を元に 銚子水産観光と協議を行っております。銚子水産観光では市営の譲渡の他、提案事業者に 直接譲渡することの可能性も含めて検討しております。今後のの方向性がまとまり次第、議会の方にも報告をさせていただきます。

次に『市民が買い物する施設について』です。
過去に高齢者が免許返納により毎日の買い物に出かけることが難しくなり困っているという質問をしましたが、西部地区においては豊里台に住む高齢の市民が坂の上り下りで苦労しているとの事でした。また明神町方面では大型スーパーが撤退し、遠くのスーパーまで買い物に出かければならない状況です。そこで個人的に地元スーパーや大手スーパーなどに出店依頼を様々な形で打診相談してみました。全国でも有名な大手スーパーではメールでの問い合わせに返信いただけない状況です。銚子市では何かその様な誘致活動を行なっていますか?伺います。
答 ドラッグストアが増加している一方で他の小売店舗商業施設は減少傾向にございます。市内では買い物が不便になる地域も出てきております。買い物対策としては市はこれまで移動販売事業などに協力をしてまいりました。また企業誘致としては銚子市の企業立地等促進事業補助金を用いて企業誘致を行ってまいりましたが、対象施設を製造業流通・加工施設・植物工場・陸上養殖施設・情報サービス業・観光業宿泊業と定めております。既存の小売店舗への影響などを考慮し、小売業は対象としておりません。千葉県の立地企業補助金も銚子市と同様の立て付けとなっており小売業については対象としていません。自由競争に委ねるという考え方になっております。一方で、店舗用地、企業用地などは民間を含めて銚子市内にもございます。これらの情報提供につきましては市のホームページの空き物件データサービスを作りました。しかしながら掲載がほとんどえないという状況の中で改めてデータの収集。情報提供の工夫改善を進めていきたいと考えております。企業進出については店舗用地また企業用地というのは大変重要でございます。工夫をしていきたいという風に思っております。併せて銚子市としては買い物不便者対策として公共交通ネットワークの構築、移動販売の配達やネット販売など市民の買い物を支える取り組みを推進していきたいと考えております。

また先日、熊谷知事のお話の中で今年度、千葉県内で千葉県が誘致した企業数が過去最高を記録したとの事でした。千葉市の動向を見る限り、多くの企業の誘致に成功していることが分かります。では銚子市はどうでしょうか?立地的な不利は有ると思いますが、誘致に成功している様には見えません。そこで質問です。これまで積極的な企業誘致を行って来たのか伺います。

市のホームページを見ると銚子市企業立地等促進事業補助金は市内において新たに事業を行う者及び既存の工場等の再投資を行う者に対し、補助金を交付する補助金も有ります。また千葉県の千葉県立地企業補助金制度で県内に立地する企業に対して、資金面での優遇制度を設けています。と有ります。これらの情報は会議所を通じて事業所への情報共有は出来ていますか?

これらの補助制度を市のホームページに載せているだけでは効果はありません。行政による民間企業への積極的な働きかけは、銚子市の今後にも必ず繋がります。昨日の市長の発言にも人口減少を緩やかにするため若い世代が求める仕事作りを一番に進める必要がある。との事でした。働く場所の選択肢を増やすことは定住人口を増やすことにもつながります。もっと積極的に企業誘致に取り組むべきだと考えますが、市長の見解を伺います。

次に『洋上風力発電トレーニングセンター施設(仮称)地域力創発センター整備事業について』
『計画について』です。

これまで市議会に対する2回の勉強会を行って来ました。2度の勉強会を通じて私が不安に感じている事が、大きく分けて2点あります。1点目は我々、市議会に対する説明が充分で無いことです。私を含めた、ここにいる全同僚議員に確認した所、説明が充分だと感じている議員は一人も居ませんでした。
2点目、議会への説明が勉強会で有る為に非公開。つまり市民に公表されていない点です。地域力創発センター整備事業については市が主体で建設を行うとの事です。

そこで6点質問させていただきます。

一つ 市民にお知らせする意味で地域力創発センターとはどの様なものか伺う

二つ 当初、C-COWSが建設するとの説明から銚子市が建設することになった経緯について伺う

三つ タイムスケジュールについて伺う
答 デジタル田園都市国家構想交付金の申請書 の提出が令和7年1月の予定です。採択の結果通知が令和 7年3月末の予定であり現在申請に向けて政府の担当者と協議を進めているところです。ただし国が現在、地方創生支援について新たな交付金の創設を検討中。これはデジタル田園都市国家構想交付金が移行する形で新たなスキームになるということで、スケジュールは流動的ということが言えると思います。予算につきましては 採択後の6月補正での計上を想定しています。事業については現在の想定では令和7年度から9年度までの3年間を予定しております。ちなみにデジタル田園都市国家構想交付金は最長5年までということです。

四つ 国へ申請する来年1月前に議会に対する説明会は行うのか伺う。
 事業の進捗状況に応じてえ 適切かつ丁寧な説明に務めたいと思います。また市民への周知についてもその進捗状況に応じてホームページなどで周知に務めていきたいと考えております。

五つ 管理運営費については本当に銚子市の負担が無いのか?
 施設の管理運営につきましては、PFI法に基づくえ公共施設等運営権制度コンセッションを活用し共用開始後に市の費用負担や運営リスクが生じない方法を検討しております。その際は20年 の運営期間を想定しておりますが、これについては他の自治体の例なども参考にえ 可能性の是非も含め慎重に協議を進めているところです。PFI法に基づく施設の 運営管理者の選定にあたりましては、透明性の確保が求められますが、本件については公益性の高い事業ということで行政、銚子漁業共生センター、銚子商工会議所、それから地元の金融機関が中心となって今後設置が予定されている一般社団法人を現在のところ想定しておりますので、この社団法人には収支に賛同する多くの企業が参加を予定しておりまして、一般社団法人が設置する基金への拠出や企業版故郷納税による資金面のサポートの他、経営アドバイスやトレーニング需要の提供など施設を安定的に運営していく上で重要な役割を担うという見込みでございます。管理上の件で施設の主な収入としては施設の利用量やトレーニングの受講料などを想定しております。繰り返しになりますが共用開始後に市の費用負担や運営リスクが生じ ないような施設運営体制を構築していきたいと考えております。

六つ 建設費について入札不調などの心配はないのか伺う
答 発注方法につきましては、設計から施工までを一括して発注するデザインビルドという手法を考えております。これによりまして後期の短縮。確実な工程管理コストの削減が期待出来る他。民間事業者のノウハウを活かした設計施行が可能となると思います。指摘の入札の不調の懸念ということについては当然、建設コストが今高騰しておりますので、入札不調の件危惧をしております。


今回の一般質問をとおして、我々議員が知り得ないところで様々な事が進んでいる様に感じるのは自分だけでしょうか?これまでもそうだったように、我々議員は議会が閉会していても、必要が有れば正副議長に声をかけて頂ければ集まります。遠慮せず積極的に対話の道を選んでください。市長をはじめ執行部に強く進言させて頂き、以上で私の一般質問を終わらせて頂きます。


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