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熊谷知事のお知らせ『千葉ブランド水産物について紹介』

各種政策協議に加えて、定例記者会見、令和6年秋の叙勲・褒章伝達式、千葉ブランド水産物認定書交付式、千葉県内陸工業連絡協議会の創立50周年記念式典などに出席。

ここで千葉ブランド水産物について紹介します。

千葉県は四季を通じて豊富な水産物が水揚げされるとともに、水産加工業も盛んで、全国でも有数の水産県です。

県ではこうした「千葉のさかな」のイメージアップを図り、消費拡大や価格向上につなげるため、平成18年度から優れた県産の水産物を「千葉ブランド水産物」として認定し、PRしています。

まず、今年度新たに認定した「富津漁協 江戸前白ミル」について。

白ミルの正式名称は「ナミガイ」で「白ミル貝」とも呼ばれます。独特な形状をしていますが、アサリやハマグリと同じ二枚貝で、主に寿司ネタとして知られています。

本品は明治初期から始まった伝統的な漁法である潜水器漁業により、目視で確認しながら一つ一つ丁寧に漁獲しています。現在、県内では富津漁業協同組合の漁業者のみが行っており、大変希少な漁法です。

朝に水揚げされた白ミルは、その日のうちに市場などに出荷されるため、白ミルの最大の特徴である、甘みのある肉厚な身を新鮮な状態で楽しむことができます。

今年度は、これに加えて新勝浦市漁業協同組合と勝浦漁業協同組合の「勝浦 釣り寒マカジキ」を新たに認定しました。

千葉県は全国屈指のマカジキの産地です。マカジキは晩秋から初冬にかけて三陸沖から勝浦沖に南下し、一緒に回遊するサンマを餌にすることで、マグロに負けない脂のりの良さが特徴です。

中でも、この「勝浦 釣り寒マカジキ」は漁獲後すぐに船上で内臓の除去、冷却を行うなど鮮度管理に努めており、新鮮で上質な味を楽しむことができます。

今紹介しました今年度の2品を加え、本県が誇る「千葉ブランド水産物」認定品は計38品目となりますが、いずれも県のホームページ(https://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/brand/ninteishina.html)でその概要をご覧いただけます。

お近くのスーパーや道の駅などでも販売されていますので、是非多くの皆様に堪能していただきたいと思います。

昨日、認定書の交付式をそごう千葉店 地下1階「まつりの広場」で開催しました。

同じフロアの食品売場では今月1日から11日まで「千葉ブランド水産物フェア」が開催され、千葉ブランド水産物を使ったお寿司やお惣菜などをお買い求めいただけます。皆様、是非、足をお運びください。

県では県産農林水産物全体のイメージアップを図るとともに品質や歴史的背景等をPRし、消費者に千葉県産を選んでもらえるよう、ブランディングの推進に力を入れています。

千葉ブランド水産物は漁業者や水産加工業者の皆様のたゆまぬ努力と創意工夫の積み重ねと、良いものを消費者に届けたいという思いがこもった逸品ぞろいです。

全国に誇る本県の水産物の魅力を多くの皆様に知っていただけるよう、今後も積極的にPRしていきます。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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