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熊谷知事のお知らせ『Bリーグのオールスター、大阪・関西万博シンポジウム』

大田市場で千葉の秋冬野菜をPRするため、東京に向かっています。

ここ数日は朝晩が特に冷え込みます。皆さま、ご自愛下さい。

さて、昨日は各種政策協議に加えて、Bリーグの島田チェアマン、千葉ジェッツふなばしの田村社長がお越しになり、来月ららアリーナで開催されるBリーグのオールスターのご説明を頂きました。

船橋市では開催にあたり、パブリックビューイング、船橋グルメ、スタンプラリーなど様々な企画をしており、会場周辺が大いに盛り上がりそうです。

富樫選手だけでなく、千葉県出身の原選手、田代選手、遠藤選手にも注目です。

千葉ジェッツ、アルティーリ千葉、関係者のご尽力で千葉のバスケ熱は年々高まっています。

今後もBリーグと連携し、子ども達の体験機会の拡大、地域の活性化を果たしていきます。

また、午後からは大阪・関西万博シンポジウムが千葉で開催され、発酵文化をテーマに出展する千葉県として、「動的平衡」を提唱されている福岡伸一教授(万博テーマ事業プロデューサー)と対談しました。

発酵は微生物が有機物を分解する過程で、人間にとって有益な別の物質を生み出す、生命科学の分野でもあります。

また、福岡教授は中高生時代を千葉市の幸町で過ごされており、千葉に縁が深い方です。

「生命は絶えず移り変わる流れ(動的平衡)の中にあり、動きながらバランスを作り直すことが生命の本質的な姿。生命は分解されながら他の生命体に手渡されていき、個体の「いのち」は有限でも生命全体は無限に続いていく」

この考えを体験するため、32万個のLEDで細胞分裂の様子や生き物の姿などを描き、38億年の生命の歴史を表現するパビリオンを福岡さんは担当されています。私も行きたいパビリオンの一つです。

大阪・関西万博は空飛ぶクルマなどのテクノロジーや木製リングなどが喧伝されがちですが、イベントや陳腐化するテクノロジーよりも、一つのテーマに沿って各国の価値観やビジョンが集まり、未来の社会を考える上で一つの気づきを得る、ということが万博本来の価値だと私は思います。

今日は福岡教授と、そんな万博自体の持つビジョンを共有でき、大変意義深いシンポジウムになりました。

第二部のパネルディスカッションも非常に豪華な方であり、主催者・関係者に敬意を表します。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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