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熊谷知事のお知らせ『九十九里・南房総の用水供給事業の統合について』

各種政策協議に加えて、九十九里・南房総の用水供給事業の統合について基本計画案などの合意に至りました。平成22年に県が方向を示してから、関係者の合意形成を行い、ようやくここまで来ました。関係者の努力に敬意を表します。

2026年4月1日の統合により、県企業局のノウハウも活用しながら、老朽化した管路や設備の更新や耐震化を行い、安定的な給水と、将来の値上げ幅の抑制が期待されます。

その後、政府のデジタル行財政改革の課題発掘会議にオンラインで出席。テーマはまさに上下水道でしたので、この用水供給事業の統合など、千葉県としての取組を紹介しました。

午後からはスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーのスーパーバイザーと意見交換。

知事就任後、それぞれの予算を大幅に増額し、増員をしてきたほか、スクールソーシャルワーカーについてはスーパーバイザーを今年度から配置しています。

これら増員による学校現場や家庭に入っての支援効果を確認するとともに、今後の課題などについても伺いました。

その後、東京に向かい、国交省の高見大臣政務官とお会いし、アクアライン割引(800円)の継続、来年4月から実施する新たな時間帯別料金の効果分析への協力、6車線化など将来の交通容量の拡充の検討を要望しました。

成田空港の新滑走路などの機能強化、圏央道の全線開通など、交通需要の拡大にしっかりと対応していきます。高見大臣政務官や関係者にはご対応頂きます感謝します。

さらに奈良県の山下知事、埼玉県の大野知事などと合流し、保育士の給与に関する地域区分の問題で、三原じゅんこ担当大臣に要望活動を行いました。

公務員の給与の地域区分が都道府県単位となり、この地域区分がそのまま保育士の公定価格に採用されると、東京23区と、千葉県の都県に近い市町村の間の給与格差がさらに開き、保育士が東京に流出する懸念があります。

経済の一体性、通勤比率などを考慮に入れ、実態に即した地域区分の設定をお願いしました。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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