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ニコンの絵、Z fc、Z30、そしてZfへ。

フィルム時代を含めて、今までペンタックス、オリンパス、キャノン等々、いろんなカメラを使ってきて、ここ数年だけでもソニー、ライカ、フジフィルムと使ってきました。敬遠してきたわけではないのですが、なぜか今までニコンだけは縁がありませんでした。
今回そのニコンを購入するきっかけはZ fcからですが、まさか全部がひっくり返るとは・・・

今年2月、パシフィコ横浜で開催された CP+ 2004 に出展する機会がありました。そこでの展示用にまずニコン Z  fc を購入。Zf もすでに発売されていましたが、ケースがまだ開発中だったのと、入手困難だったので、ひとまず Z  fc にしたわけです。レトロな復刻デザインは最高で、XT-5 より“らしい”というか、伝統あるニコンならではの成せるデザインというか、佇まいもそのサイズ感もかなり気に入りました。

Z fc はニコンのDXフォーマット、つまり XT-5 と同じAPS-Cサイズのセンサーですが、画素数は半分の2088万画素。どんな感じかなと、会場内外の風景やら、馬車道で夜景を試し撮りしたり、テーブルフォトを撮ってみたり。それをMacBookで見た瞬間に最初の驚きがありました。えっ?すごい・・・

その前に、僕が撮るのは旅行先や日常の記録写真、スナップがメイン。記憶色が再現できれば良いので、最近流行りの加工はあまり好きではありません。特にノスタルジックなフィルムシュミレーションなんか、フィルム時代を経験した僕にとっては一切不要。せいぜい露出を補正する程度です。

さて、まず驚いたのがオートホワイトバランス。蛍光灯やらハロゲンやらが入り混じる店内で撮った写真がいい。
次に僕好みも色の深み。ソニーα7、ライカQ3、フジX-T5で撮る写真と比較しても同等かそれ以上かもと。
それぞれで撮影した画像を撮って出しで掲載してみますが、どうでしょうか?

で、その後の流れですが、常時持ち歩き用のコンパクトデジカメとして、RX-100 M6 をニコンZ30に。さらに Z fc をフルサイズの Zf に。現在は Zf と Z30、この2台で今の所は大満足です。

ライカもQ2、Q3と使ってきましたが、ライカでしか撮れない写真はあるように思います。もちろん使い分けが必要ですが、でもライカでは撮れない超広角や望遠の世界もあるわけです。

ちなみに、必要な画素数なんてこんなもので、4,000万画素、6,000万画素、さらには1億画素なんて、素人には宝の持ち腐れでしかないかもしれないです。画素数よりも自分好みの色が大切かなと。

このnoteの画像:1280 × 960で 123万画素
インスタ:117万画素
L版プリント:180万画素以上
MacBook Air 13インチ Retina:2560 × 1600 410万画素
Facebook 最大4K:829万画素
Mac スタジオディスプレー 5K Retina:1,470万画素
ワイド四切プリント:1,500万画素以上
人の中心視野 : 700〜800万画素と言われてます。
僕の老眼で識別できるのは、せいぜい200〜300万画素?

そんな感じで、今は Zf と タムロンの 24-70mm F/2.8 の組み合わせ、持ち歩きはZ30 と NIKKOR Z 24mm f1.7、この組み合わせにハマってます。

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