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アンケートの映す「真実」とは?信頼を揺るがす“操作”とカオスの行方について

世の中で見かける様々なアンケート。

その種類は様々であり、日常に溢れるものからレアなものまで多種多様。

それは商品に関するものであったり、景気に関するものであったり。

トレンドや流行りであったり、食べ物の好みであったり。

政権の支持率や選挙の出口調査についても、アンケートの結果が反映されているもの。

アンケート内容というものによって、そのトレンドやユーザーに関するある程度の情報が見えてくる。

そこからトレンドをつかみヒットすることが可能な商品を生み出したり、未来をある程度予想したり、その情報はものすごい価値になる。

しかしながら、最近はそのアンケート結果が機能しないこともしばしば。

真面目に答えないことであったり、敢えて考えと逆のものを答えたり。

もちろん一部の人の情報であれば外れ値として、反映結果から外せば問題ないかもしれない。

しかしながら、だんだん多くの人がわざと回答を外してきていることもあるかもしれない。

それは、アンケート結果を変な方向に誘導する、意図的に混乱させるようにように多くの人が組むという事。

なんとなくだが、そんなようなことが増えているような気がする。




アンケート結果として不思議なもの、例えば選挙の出口調査。

ある程度答えることによって、時の政権や立候補者、政党やその支持者にとってのどから手が届くほど欲しい情報が作られていく。

しかしながら、大手マスコミの不信感が高まりつつある今においては、そのマスコミにミスリードをさせてやろうという考えをする人が増えているような気がする。

現状を正しく認識させない、意図的にミスリードを促すようにするという事。

SNSで呼びかけられる、ミスリードを促す投稿とそれに従う人々。

その積み重ねの結果、マスコミの情報の正確性、特に統計的な正確性を出すこととして信頼されていた情報がひっくり返る。

アンケートで事前に示されたり予想したものとは違う結果、いったいどうなってしまっているのか。

これにより、メディアに対する不信感が芽生えだすようになるかもしれない。

もちろん、ミスリード行為をしようとすることそのものは誠実性が欠けているのは間違いない。

しかしながら、それ以上にマスコミ側がミスリードをしていることの反撃として使う人が増えてきたらどうなのか。

SNSが当たり前の時代において、一人一人が強力なメディアとして機能する状態。

大手メディアの信頼を落として、個人個人のパワーを上げていくという目的もあるかもしれない。

情報の正確性が無くなることは、情報発信者の信頼が落ちることを意味する。

それによってますます見えなくなってくるものもあるかもしれない。

その時に一番有利なのは、現場にいる一時情報をつかむことが出来る人。

その人は有利かもしれないが、多くの人はミスリードに悩まされたりどうしようもなくなることもあるかもしれない。

もしこのようなことが気が付かぬ間に続いていったのならば、今後未来はどうなっていくのか。




たかがアンケート、されどアンケート。

様々なアンケートに対して、各個人がどのように回答するかどうかは自由。

そもそも答える義務すらもないもの。

だから、わざわざアンケートに答えて、その情報の一部として入り込む人の意図というものも、様々あるように感じる。

もし多くの人がアンケートを人のためではなく、アンケートする側をコントロールするために使うようになるのが当たり前になったらどうなるのだろうか。

つまりそれは、アンケート結果をコントロールしようとする人が多数派になるということ。

タッグを組んで、ミスリードを促すというチームプレーが当たり前になってきたのならばどうなのか。

これによってメリットやデメリット含めて、様々な要素でカオスがやってくるかもしれない。

何を信じたらいいのか、もはや訳が分からない。

混乱にさらなる混乱を極めようとする現代、今以上に何を信じるべきかよくわからなくなっていくかもしれない。

その中であっても、まずは自分だけは信じ続ける、それは絶対に必要なことになるに違いない。




ありがとうございました。

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