悪事を警察に通報する時代から、その場でSNSで晒す時代になってくると
この顔を見覚えはありませんか。
悪い人を見つけたら110番。
懸賞謝礼金額600万円。
過去の悪事に対して、警察が様々な呼びかけをおこなってきた。
駅や公共施設、交番などには指名手配書がならんでいる。
そして、正義の目を光らせて、治安を守ってきた。
地域にいる不穏な様子である人に対して職務質問。
常にパトロールとして、街中のあちこちに出ている。
このことにより治安はある程度維持されていることから、警察官の存在意義としてはまちがいないかもしれない。
何か困ったことがあった時に、警察なら味方になってくる。
しかしながら最近では、言ったのにそのままとなった結果として悲劇が起きた事例が取り上げられたりしているのも事実。
わずかな事例であったとしても、その部分がエコーチェンバーのように増幅することで、警察の不祥事・頼れないというレッテルが貼られてしまう事もある。
その結果、警察に相談しようということが無くなってきてしまうのも感じる。
さらに最近では、その警察以上にトラブルを解決する可能性があるということで使われているものがある。
それは、SNSでトラブルそのものや、悪事をしている人をさらすという事。
SNSで晒すことはどのようなことを及ぼすのか。
それによって、悪事をされたとされる相手は多くの人から見られるという事を恐れて攻撃しにくくなる。
「撮らないでください」「撮影やめろ」と言いながらも撮ることは、ものすごく武器になるということでもある。
顔が晒されることによって、社会的に制裁が加えられることもあるかもしれない。
過激な内容であるほど一瞬で炎上し、その内容が多くの人に見られるようになる。
これはまるで世界中の人が文集砲を抱えながら、歩いているかの如く。
ネットとつながったレンズが、世界中の人の目に変化する。
これは物凄い効果性を持つけん制になることもあるかもしれない。
とはいえ、この行為はある意味相手を刺激することにもなる。
時には撮影道具そのものが取り上げられた瞬間に、ものすごい攻撃に晒されるリスクもある。
だからこそ、もしその行為を実施するならばそれなりの覚悟が必要。
晒す行為は物凄い効果性がある一方、逆側への効果という意味でもものすごいものだから。
色々なトラブルが多い世の中が、これからもしばらくは続いていく。
その中でもいかに立ち振る舞うことができるか。
困った時にどのような手段が取れるかという一つとして、警察に頼る以外にもSNSに晒せるような脅しとなる武器をもっているのはいいかもしれない。
しかしながら、それは最善の手とは言い切れない。
一番いいのはトラブルに巻き込まれるような場所に行かないこと。
治安が悪化している町や区域、用事がないのに都会に出るのも時には考えもの。
以前の日本と比べると、かなり治安そのものは悪化している方向にあるような気がする。
どこでも安全とは言い切れないからこそ、
まずは危うきには近寄らない。
明らかにトラブルになるような可能性となる行為を出来るだけ回避できるようにする。
そのうえでどうしようもないことがあった時のみ、上手く立ち振る舞えるようにする。
そして、何かあっても晒されるようなことをしないこと、晒されても影響のないようにふるまい続けること。
まずはそのように目指すことが出来ればいいのかなと感じている。
ありがとうございました。
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