Ken

外資系コンサルファームを経て、現在は外資系IT企業で財務・人事SWを活用したコンサルティングサービス部門をリード。過去に専務補佐・社長補佐を担当。国内MBA卒。

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外資系コンサルファームを経て、現在は外資系IT企業で財務・人事SWを活用したコンサルティングサービス部門をリード。過去に専務補佐・社長補佐を担当。国内MBA卒。

最近の記事

仕事の技法2:段取り編

仕事の技法のパート2として「段取り」編を徒然なるままに書いていきたいと思います。私は仕事の成功のために、生産性を高めるために、精度を高めるためには「段取り」が一番大事だと思っています。前回まで「仕事や生活をプランする」について書いてきましたが、プランをした結果として、人と一緒に働くために(=コラボレーション)、自分の考える時間を確保するために(=思考・発想)、実際の執務をするために(=エグゼキューション)は段取り力をどれだけ向上できるかだと思います。私も補佐時代意識していたの

    • 仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part4

      プランニングすることで「先読み」をすることが可能になります。私が役員補佐時代に上司からよく言われていたのが、「常に先読みせよ」です。現場のプロジェクトマネージャーを担っていた際も徹底的に先を読む=起こりうるリスクを想定し、そのリスクが発生しないように(回避)、リスクが顕在化しても課題解決できる(軽減・対応)ように仕事をデザインすることが大事だと思います。 この仕事をデザインする、美しくプランニングをするために、引いては生産性高く仕事をし、より人生を豊かな時間で過ごすためには

      • 仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part3

        年次・月次のプランニングを経て、今日は週次・日次のプランニングについて仕事の技法を紹介していきたいと思います。 私は毎週日曜に必ず先週の振り返りと、次の月曜から日曜までのプランニングをする時間を30分ほど持つようにしています。これは月次のパートで紹介したマインドマップと、手帳そしてiPhone/iPadの3つのデジタル&アナログツールを用いて行っています。 まずは月次のマインドマップを見て、改めて先週できたことTODOや目標達せ具合を把握し、今週実現したいことを整理します

        • 仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part2

          今回は月次の目標と”振り返り”について紹介をしていきたいと思います。行動科学でもPlan-Do-Checkの必要性を訴えていますが、私はこれを大真面目に実践しています。 毎月末に2時間程度時間を取って、Part1でご紹介した年間目標を確認し、前月に立てたマインドマップ上の目標やアクションリストをにらめっこして、次月の目標やアクションリストを洗い出します。大きなステップは下記のとおりです。 会社のカレンダーとプライベートカレンダーで”予定されているタスク”を可視化する。 まず

        • 仕事の技法2:段取り編

        • 仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part4

        • 仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part3

        • 仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part2

          仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part1

          さてやっとArt of Workingの執筆に取りかかれそうです。このシリーズでは、「プラニング」「インプット」「アウトプット」「リフレクション」などをテーマに徒然なるままに書いていきたいと思います。 まずはプランニングを3回程度で記述をしていければと思います。 私は年末年始のお休みで必ず1年間の振り返りと次の1年のプランを建てるようにしています。これは1年間をPDCAで考えるようにしていて、特に11−12月は未達成だった目標を棚卸しして、次の年にやるかやらないかを意思決

          仕事の技法1:しっかり仕事を生活をプランする Part1

          The Art of Working

          今日から自分の仕事の仕方・技法について少しずつご紹介をできればと思います。コンサルタントとして約15年間、また役員補佐として1年間弱のキャリアの中で、他にも研修講師や社外貢献活動、大学生のためのグローバルリーダーシップ開発プログラムや大学での講師や社会人大学院など、”タグ”も増やしながら様々な経験を積ませてもらいました。限られた時間・リソースの中で、価値のあるアウトプットを出していくために仕事の仕方が重要であると考えています。私が実際に取り組んできた実践項目をThe Art

          The Art of Working

          いかに最新のテクノロジーを業務に”溶け込ませるか”。

          いかに最新のテクノロジーを業務に”溶け込ませるか”。

          エンタープライズのあり方についていろいろな議論があるが、企業はいかにエッセンシャルエンタープライズになれるかがポイント。

          エンタープライズのあり方についていろいろな議論があるが、企業はいかにエッセンシャルエンタープライズになれるかがポイント。

          Person based hr management and operationsを確立するには。

          Person based hr management and operationsを確立するには。

          従業員に対するマーケティング(エンゲージメント)が大事になる。そのためにはホモグラ・デモグラを理解できるかどうか。データが大切。

          従業員に対するマーケティング(エンゲージメント)が大事になる。そのためにはホモグラ・デモグラを理解できるかどうか。データが大切。

          2021年の人事DXテーマはWithコロナ、デジタルそしてグリーン。ちょっとずつ言及していきたい。

          2021年の人事DXテーマはWithコロナ、デジタルそしてグリーン。ちょっとずつ言及していきたい。

          VUCA時代のセルフリーダーシップとセルフマネジメント(自立と自律)

          ここまで最新の組織人財テクノロジーのトレンド、また有事における組織・人事の考え方について考えてみました。 New Normalにおいて、ここからセルフリーダーシップとセルフマネジメント(自立と自律)について考察していきたいと思います。 セルフリーダーシップとセルフマネジメントを身につける上で、私自身がある社会人向けのグローバルリーダー育成組織で提示をしているリストが下記になります。大学生から社会人へのトランジションをした若手社会人から社会に出て10数年を経たメンバー約15

          VUCA時代のセルフリーダーシップとセルフマネジメント(自立と自律)

          OXとHX - 組織変革と自己変革

          緊急事態宣言も解除され、Covid19も次のフェーズに移り、新しい生活様式いわゆるNew Normalという状態が徐々に浸透され始めています。新卒採用という観点では、従来の経団連ルールに即し、就職活動がオフィシャルに解禁。企業側もこの状況下でオンライン面接の仕組みを急いで整備をされていようです。企業にとっても就活生にとっても”新しい”就職活動が開始されると思います。 <参考> 新卒採用選考、様変わり オンライン主流、始動前倒し https://www.at-s.com/ne

          OXとHX - 組織変革と自己変革

          New Normal時代に評価されるべき学習歴と挑戦歴2

          昨日のNewsZeroで落合陽一氏と有働メインキャスターの「リモートワーク」に関するインタビューが流れており、興味深く拝聴していました。その中でも仕事のアウトプットに関する言及がされており、きちんとしたアウトプット=成果物が評価される時代が来ると落合氏が述べられておりました。 このアウトプットという観点にフォーカスがあたり始めているからか下記のような記事が刊行されるなどリモート下/New Normalにおける働き方というのは益々需要がありそうです。「New Normalにお

          New Normal時代に評価されるべき学習歴と挑戦歴2

          New Normal時代に評価されるべき学習歴と挑戦歴

          New Normal時代に向けて評価制度に関しても、プロセスではなく「結果」「成果」が見られるようになるという論調が増えてきています。 テレワークでの人事評価「難しい」 アフターコロナは成果主義評価へシフト? https://news.mynavi.jp/article/20200423-1022530/ 隠れ「働かないおじさん」がテレワーク強制で次々あぶり出された理由 https://dot.asahi.com/dol/2020033000040.html 【ニューノ

          New Normal時代に評価されるべき学習歴と挑戦歴

          危機の時代とNew Normal(新常態)に向けた人事アジェンダ - Part 3

          この執筆をしている間に経団連からも緊急提言として「Digital Transformation (DX)~価値の協創で未来をひらく~」が発行されました。 <参考>Digital Transformation (DX)~価値の協創で未来をひらく~ https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/038.html この危機を克服するために、またSociety5.0やSDGsなどの社会変革、産業変革、企業変革を推進していくためにDXは益々必要

          危機の時代とNew Normal(新常態)に向けた人事アジェンダ - Part 3