人生のナビゲーションシステム 「直感力」を磨いて、最高の未来を切り拓く方法

次元上昇の裏には直感があります。
人生のレベルがアップするとき、その裏では必ずと言っていいほど直感が働いています。

私が最初に直感を意識したのは17歳の時でした。朝起きて読んだ新聞のコラムに、アメリカでのボランティアを募集する記事が載っていたのです。それを目にした瞬間、何とも言えない胸騒ぎがしました。「あ、これは自分が行かなくちゃ！」と。それまではそういうことを感じたことがなかったので、このドキドキ感はなんだろうとしばらく考え込んだほどです。

その後は勢いに乗って新聞社に問い合わせ、募集要項を取り寄せて応募、そして渡米と、事態はとんとん拍子に進み、気付いたら自分はフロリダにいました。フロリダは後に執筆することになる著書「ユダヤ人大富豪の教え」の舞台となる地です。

アメリカでは多くの人に会い、たくさんのことを学びました。その中でも心に残っているのは、「決断は2秒以内にしなさい」というアドバイスです。「2秒で決断できなければ、一晩考えても結論は出ないよ」ということですね。

実はこのアドバイス、今でも何かを決断するときの指針になっていて、私は何でもパッと、0.5秒くらいでYESかNOかを決めるようにしています。YESと思ったものはやっぱりYESなのです。それが急にNOに変わることなんてめったにない。だから、やることとやらないことを瞬間的に決めています。この習慣は私にとって大きな財産となりました。

このように、17歳の自分が直感を信じて行動したことで、人生を飛躍させる大きなイベントを経験することができました。そしてたくさんの新しい知識を吸収することができました。これが、私が直感を意識するようになった原点です。

みなさんも、「気が向いたからパーティに出席してみよう」とか、「ちょっと興味があるからコンサートに行ってみよう」というくらいの軽い気持ちで出かけることがあるのではないでしょうか。特に深く考えたわけではなく、ふと行動してみただけなのに、そこで偶然未来の結婚相手と出会うなんていうことが実際に起こっています。人生を変える行動の裏には、この「何となく」という直感が働いていることが実に多いのです。

後にいろんな成功者とあって話をするうちに、彼らのほとんどが直感を使っているということがわかり、私はそこから直感の研究をするようになりました。直感の使い方、使うタイミング、種類など、直感は非常に奥が深い研究対象です。

今回のコラムでは、直感力を磨いて、人生を次元上昇させる方法について書きました。

直感は、あなたの最高の人生を知っています。
しかも、もともとあなたに備わっているものです。

あなたの中に眠る直感力を呼び覚まし、最高の人生を切り拓く旅に出ましょう！

◆まえがき
◆本田健が直感を受け取るために心がけていること
◆そもそも直観とは何か？
① ひらめき・インスピレーション
② 自分のもっとも賢い部分からの情報
③ 様々な体の感覚を媒体として届く情報
④ 人生の新しいステージへの誘い
⑤「次元上昇」「最高の未来」へのナビゲーションシステム
◆直観を研ぎ澄ます五感、第六感の使い方
① 視覚
② 聴覚
③ 嗅覚
④ 味覚
⑤ 触覚
⑥ 第六感
◆運命と宿命とパラレルワールド
◆パラレルワールドをシフトチェンジするシンクロニシティ
◆人生に迷いが生じたときの５つの対処法
① 書き出すことで迷いの正体を見抜く
② 常に直観と”コワワクワク”で選択する
③ 損得・計算を一旦脇に置く
④ 行動して、本当にやりたいかを確かめる
⑤ 答えは自分の中にあることを思い出す
◆あなた本来の人生を実現する５つの秘策
① 期限と数字を明確にする
② なりたい人、憧れる人、高め合う仲間と付き合う
③ 直観で決め、チャンスをつかみ取る
④ シンクロニシティの流れに飛び込む
⑤ 最高の未来に目線を合わせ、戦略的に行動し続ける
◆あとがき

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