サッカーノートより、おすすめは音声録音。

　今回のテーマは「サッカーノートより、おすすめは音声録音」です。

　選手としてレベルアップするために必要なことは、いくつかあります。「成長」には常に「学び」が必要です。「学び」というのは、インプットだけではありません。インプットとアウトプットが大切です。サッカーで言うと、「知っている」から「できる」につなげることです。

　たくさん教えてもらっても、人間の脳は２日後に７０％以上を忘れると言われています。どれだけたくさん教えてもらってインプットしても、２日後には７０％以上忘れてしまうのです。ここで大切になるのが、アウトプットです。

　サッカーをしている人の多くが、「サッカーノート」を書いた経験があるのではないでしょうか。僕も、子供の頃はサッカーノートを書いていました。

　僕は、今もし学んだことをアウトプットするのであればサッカーノートは書きません。僕は、サッカーノートより、「音声録音」をおすすめします。

　理由は、２つあります。音声録音にすると、思ったことを口に出して話します。この時、上手く話そうとはせずに、ただ「感じたこと」「学んだこと」「思ったこと」などをそのまま声に出して録音します。内容がバラバラでも良いのです。

　サッカーノートに書くとなると、整理して書きます。整理して書くと、情報が抜けてしまうことがあります。思ったことをそのまま話して録音しておけば、例え話がめちゃくちゃでもその時の感情をそのままに残しておくことができるのです。泣きながら話している声を録音して「心」と一緒に自分の思っていることを残すことができます。そして、いつでも聞き直すことができます。

　もう１つの理由は、「話すトレーニング」になるということです。サッカーがチームスポーツである以上、「話す力」「声を出す力」は大切です。これは、大人になって社会に出ても大切なことです。音声録音をし続けると、間違いなく「話すこと」に抵抗が無くなります。話す練習にもなるのです。

　「自分の考えを話す」ということは大切ですね。アウトプットは、サッカーノートより音声録音をおすすめします。

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