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認知と思考でドリブルはできる

 今回のテーマは、「認知と思考でドリブルはできる」です。以前の記事で、「人間は、目に見えないものを軽視して、目に見えるものを重視してしまう」ということを話しました。

 今回は、その話をふまえた上で、話を進めます。まだ、以前の記事を読んでおられない方は、そちらを読んでからこのお話を読んでください。

 自慢になってしまいますが、僕はドリブルが得意です。トレーニングでも試合でも、ドリブルをすると決めたときは、1人抜くのは難しくありません。ドリブルをするときは、「何人抜いて、どこまで行けるか」という話になります。

 僕のドリブルを見たチームメイトは、「ボールタッチ」「スピード」「タイミング」などに、注目する人が多いです。目に見えるもので、理解しようと思っている人達です。

 ただし、僕は「目に見えないもの」で勝負していることが多いです。ドリブルは、「認知」「思考」「判断」で勝負しています。

 僕のドリブルは、あまりフェイントがありません。これは、スペインとアルゼンチンで教えてもらいました。そして、そこから自分なりに改良しました。

 ドリブルの時には、「どこにスペースがあるか」「相手がどんな状態か」という『認知』の能力と、「効果的なドリブルをするには、どうすれば良いか」という『思考』の能力から、「向き」や「スピード」を判断していきます。そうやって、相手を抜いていきます。

 今回の話で言いたいことは、僕のドリブルを見たときに、目に見えるものばかりに注目していても、本当のからくりは見えてこないということです。

 見るべきポイント1つ違うだけで、自分が成長するかどうかは大きく変わるので注意してください。僕は、常に成功シーンも失敗シーンも、なぜそうなったのかを「認知」「思考」「判断」「実行」から順に考えていくようにしています。

 当たり前なことですが、まず人のプレーをよく見て学ぶことが大切ですね。地味なことこそ、みんなが忘れている大切なキーワードであることが多いです。


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※「いつでも」「どこでも」聞ける『音声配信』を始めました。

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音声配信:『VORAZ FUTBOL CLUB』 Anchor/Spotify

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VORAZ FUTBOL CLUB(ボラスフットボールクラブ)は、スペイン産ポゼッションフットボールを体現する、滋賀県大津市のサッカークラブです。現在は、日本サッカー協会にチーム登録し、滋賀県・社会人サッカー連盟に加盟しています。活動の場は、主に日本サッカー協会主催の関西社会人サッカー・滋賀県社会人サッカーリーグ戦です。

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