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プレーヤーになるのか、オーナーになるのか。

 今回のテーマは「プレーヤーになるのかオーナーになるのか」です。サッカーにおいて「プレーヤー」というと、選手のことです。「オーナー」とはプロクラブの会長など、運営者のことです。

 今回の話は、サッカーだけのお話ではなく、仕事や生活など広い意味で考えてもらえる内容です。最後まで読んでいただければと思います。

 プレーヤーとオーナーの話ですが、映画の世界で言うと、プレーヤーが出演者で、オーナーが原作を描いた作者や総監督です。仕事で言うと、労働者がプレーヤーで、社長などの経営者がオーナーです。

 今回のテーマでは「プレーヤーになるのかオーナーになるのか」を皆さんに考えて欲しいと思います。ここからが本題なのですが、多くの子供たちに「夢は何ですか?」と聞くと、ほとんどの子供たちは「プレーヤー」に当てはまる職業を夢として答えます。
 例えば、スポーツ選手、芸人、タレント、ハリウッドスター、刑事、医者、先生、消防士、歌手、イラストレーター…。こういった夢を持ってる人たちは、現場で活躍している人になりたいと思っています。
 どうして多くの子供たちがプレーヤーの夢を持つのかというと、単純にオーナーにはスポットライトが当たらないからです。子供たちはそのような職業があることを知らないことが多いです。スポットライトが当たるのは、いつもプレーヤーで、オーナーは人前には出ないので「凄さ」が伝わりません。
 どちらを選んでも、「正解」「不正解」はありません。どちらがお金を稼げるかと聞かれると、それも「どちらの方が」というのはありません。オーナーの方が稼げるというわけでありません。スポーツ選手などは、プレーヤーとして巨額のお金を稼いでいます。

 僕が皆さんにお伝えしたい事は、自分がどちらに向いているのか正しく判断することで、成功に大きく近づくことができるということです。

 例えば、サッカーで言うと、元ブラジル代表のサッカー選手ジーコは、プレーヤーとして世界トップレベルですが、監督としてはうまくいきませんでした。マラドーナも同じく、プレーヤーとして神と言われていても、オーナーとしては未熟だったと言えると思います。

 逆に、モウリーニョ監督や、ビエルサ監督は、サッカー選手になりたくてもなれませんでしたが、監督として頂点を極めました。レアル・マドリードの会長であるフロレンティーノ・ペレスさんも、プレーヤーとしては花が開きませんでしたが、チームの広告やマネジメントでは素晴らしい成果をあげて銀河系軍団をつくり上げました。
 
 「思考」をするのが得意な人は、オーナーに向いていることが多いです。「表現」が得意な人は、プレーヤーに向いていることが多いです。自分がこれから目指すべきは「プレーヤーなのかオーナーなのか」を判断するためには、自分が得意なのは「思考する方」なのか「表現する方」なのか考えてみると、自然と正しい道が見えてくるかもしれません。

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VORAZ FUTBOL CLUB(ボラスフットボールクラブ)は、スペイン産ポゼッションフットボールを体現する、滋賀県大津市のサッカークラブです。現在は、日本サッカー協会にチーム登録し、滋賀県・社会人サッカー連盟に加盟しています。活動の場は、主に日本サッカー協会主催の関西社会人サッカー・滋賀県社会人サッカーリーグ戦です。

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