今は無き施設名を使う電車駅
昨年から練馬春日町というこれまで全く縁のなかった場所に隔週で通っている。都営大江戸線の終点である光が丘駅と豊島園駅の間にその名も練馬春日町という駅がある。
さて、周知のとおり豊島園は閉園となってしまった。西武線の豊島園と大江戸線の豊島園の駅名はどうなるのだろうか。この侭使い続けるのだろうか?跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」という施設ができるような情報はあるが、これに合わせた駅名は難しそうだ。
子供が小さい頃何度か連れて行った小田急向ヶ丘遊園駅は、向ヶ丘遊園閉園後もその侭である。遊園地というよりは緑園(木々や草花)のイメージが強く、子供を遊ばせるにはいいところだった。
同じことは教育機関名のつく駅名にもある。私は大学時代、東急東横線の中目黒に住んでいた。近くに学芸大学と都立大学の駅があるが、今は両大学とも存在しない。一方駅名はそのままである。もっと酷いのは西武池袋線の大泉学園である。大学を誘致し学園都市(エリア)にしようとしてこの駅名にしたが、結局誘致は叶わず。知らない人は大泉学園という教育機関があると思うのではないだろうか。
バス停の駅名と違い、電車の駅名は一度つけると中々変えられないと思えるかも知れない。しかし乍ら、我が京王線では今を大分遡れば駅名変更しているのであながち無理でもないと思うのだが・・。どうだろうか。
京王線の駅名変更の例:
京王車庫前→桜上水
松澤(松沢)→八幡山
上高井戸→芦花公園
金子→つつじが丘
上石原→西調布
車返→武蔵野台
関戸→聖蹟桜ヶ丘
百草→百草園
高幡→高幡不動
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