自由民主党アーバンユースネット 党本部勉強会・要望活動
アーバンユースネットとは
11月18日、自由民主党本部において、アーバンユースネット勉強会・要望活動を実施しました。
アーバンユースネットは、自民党組織運動本部の一員で、政令指定都市選出の党籍のある市会議員で45歳以下の集まりです。選挙ごとに会員数は増減しますが、現在は84名が所属しています。
私自身は初当選以来、積極的に参加をしていました。
全国に20ある政令指定都市が抱える課題や他都市の好取り組み事例の勉強、何より同世代の議員との交流ができる団体です。
前々会長の時代に西ブロック世話人、前会長の時代に副会長を拝命して、昨年の統一地方選挙の後、臨時総会にて会長を拝命しています。
会長拝命後、年中行事であった年末勉強会の見直しを進めて、党本部勉強会・要望活動に変更をして、今回、はじめて開催をしました。
日程は前々から決めていましたが、衆議院総選挙の直後ということになり、選挙後からしか具体的な準備ができず、先週の金曜日ギリギリまで調整をして何とか形になりました。
三部構成で勉強会、要望活動、意見交換会を実施して、手前味噌ながら充実した活動になりました。
第一部 小泉進次郎 前選対委員長 講演
今回の党本部勉強会は、衆議院総選挙で大敗した後ということで、講師は総選挙に関わった方!と思い、選挙後すぐに小泉進次郎選対委員長と考えていましたが、すぐに責任を取って辞任されてしまいました、、、
ダメもとでお手紙も書いて依頼をしたところ、快く引き受けてくださりました。
政令指定都市議員連絡協議会会長の田中和德衆議院議員による開会挨拶でスタートし、小泉議員からは、
○自民党はアナログ力No.1の政党。SNS、デジタル化など、あらゆる分野でNo.1の政党を目指すべき。特に都市部はマンションが多く、チラシをポスティングすることすら難しい時代になっている。
○自民党は自分党といわれるように個人商店の集まり。他党の中には、国と地方自治体が一丸となって政策課題解決を図っているところもある。国も地方も議員数No.1だから、それを活かして、新しいツールを導入したりして議員ネットワークを作り、現場の意見を大切にしたい。
とお話を始めてくださったのも束の間、
「今日は、政治改革本部のメンバーとしてみなさんからの意見をいただきたい!」
と、急遽、講演が意見交換聴取になりました。
仙台市の高橋たくみ市議から、衆議院選挙区支部の支部長(衆議院選挙の公認候補)の選任についての意見を皮切りに、SNSの活用などの意見が出ました。
小泉議員が特に食いついたのは、我らが神戸市のアーバン世話人をしている上畠のりひろ議員のXのフォロワー数です。
その数10万人!
地方議員でSNS利活用が上手な議員を集めて、逆に党本部で国会議員に向けて勉強会をしてほしいともおっしゃっていました。
これは、本当に実現したら面白いと思い、勉強会までは無理しても何らかの形で実現したいなと思っています。
第二部 中曽根康隆青年局長への要望書手交
今回の企画当初、第一部講演、第二部意見交換会、第三部要望活動という流れを考えていましたが、第三部の要望書を受けてくれる党幹部のブッキングに失敗しました、、、それが前営業日の金曜日のお昼、、、
そこで、金曜日に青年局長に就任されたばかりの中曽根議員に何とかしてほしいと依頼をしました。
中曽根議員とは今年1月に党本部青年局活動で災害についての視察にこられ、灘区の風の郷公園での勉強会をセットしたご縁がありました。
群馬県での地元予定を調整して何とか時間を作ってくださいました。
本当に感謝です!
中曽根議員からは、本当の意味での党勢拡大をしていくためには、既存の制度を変えていく必要性についてなどのお話もしていただきました。
そして、写真の左に写っている草間剛衆議院議員も第一部の途中から参加をしてくれました。
新設の神奈川19区から出馬して見事当選をした元横浜市会議員の草間議員は、昨年の統一地方選挙までは、私と一緒にアーバンユースネットの副会長をしていました。
新設区での立候補に向けて、統一地方選挙には出ずに、退路を断って活動をして、支部長に就任、衆議院議員に小選挙区当選と、本当に素敵で素晴らしい議員です!
国会でも、横浜市会の時以上に活躍されることを心から願っています!
第三部 自民党が生まれ変わるための意見交換
第三部は5~6人に分かれて、オンラインの部も含めて4グループで、愚痴もOKだけど、自民党が生まれ変わるために前向きな意見を交わしてもらいました。
〇地元決定と党本部決定が異なることにならないよう決定プロセスの透明化
〇今回の選挙の振り返りのまとめを党本部で
〇不記載問題の責任をしかるべき人がとるべき
〇若手議員の育成や地方議員のなり手育成を各地で出来るような仕組み作り
などの意見がでました。
文字にはしにくい各地の苦労なども共有することでき、より一層頑張っていこうという気持ちが湧き出る意見交換会でした。
ここで出た意見も改めて申し入れをしていきます!
最後に
今回の衆議院選挙での大敗を受けて、我々地方議会の若手は、相当な危機感を持っています。
このままでは、確実に終わっていく政党ではないかと、、、
しかし、自由民主党でなければならないと思うからこそ、
『自民党が生まれ変わるために!』
と強い気持ちをもって、これからも活動を続けていきます。
永田町の常識は世間の非常識
自民党の常識は世間の非常識
なんでやねん!ということが続出していますが、もう、なんでやねん!ということがないように悪い膿は出し切り、体質が改善されるように、地方からもしっかりと声を届けていきます!