インターネットも携帯電話もない時代に、16才で仕事を求めて単身アメリカに渡った男の自叙伝。2人同時に自殺未遂され、銃で撃たれ、不法就労の現場に居合わせた壮絶な過去を告白。 「どんな旋律でもいい。ただ無心に奏でるその姿が、どこかで見てくれている誰かの心にきっとわずかな彩りを刻むであろうことを祈って、今まで自分が歩んできた人生を振り返ってみたいと思う」