見出し画像

節約とは「哲学」である

どうも こんにちは こんばんはー ケンです!

「節約」っていう言葉を聞くと、「ガマン」とか「制約」みたいな印象を受ける人がほとんどだと思います。
節約=ケチくさい=ダサいみたいな。

でも節約って、「自分の価値観を明確にし、必要な支出とムダな支出の線引きをする」極めて知的で哲学的な作業だと僕はとらえています。

自分の価値観に向き合わず、自制が効かず、その場の欲求で散財するのでは、獣と同じですよね…

出典:進撃の巨人

節約は「我慢」ではなく、「自分にとって価値のある支出」を明確にすること

僕にとって“節約”とは、電気を1秒でも早く消すとか、エアコンを付けずに我慢するとか、うどんとモヤシだけで食いつなぐとか、そういう類のものではありません。

実際わが家では、食費が毎月7万円ほどかかっているし、交際費も月2万円くらい使っています。めちゃくちゃ切り詰めているという実感はありません。
» 参考記事:【3人家族】子持ちFIRE目指す民の家計簿を公開

食事(健康)や交際費は僕にとってお金を使う価値のあるものだと判断しているから。


自分が「人生で大切にしたいもの」は何か

「価値のある支出」をするためには、「自分が何に価値を見出すか」という人生哲学を持っておく必要があります。

僕の場合、人生において以下の要素を重視しています。

  • 健康

  • 家族

  • お金

  • 友人

  • 自分の趣味

「人生において何を大切にするか」を決めておけば、何にお金を使うべきか判断しやすくなります。

価値観との向き合い方については、リベ大両学長が提唱する価値観マップがとても参考になります。


「対価に見合わない」と感じるものにはお金を使わない

逆に、「価値がない」と思うものにはお金を使うべきではありません。

僕はお金を使うとき、必ず「対価に見合うか」を判断します。
これは資産8000万貯まった今でも、必ず考えます。

  • 金額以上のリターンが見込めるか

  • そもそも本当に必要なのか

  • 他のもので代用できないか

「他のもので代用」は意外と盲点になりやすいので、意識しておくとだいぶ節約になりますよ。

この「置き換える」という発想は、節約以外にも応用できます。
たとえば僕は健康のために「白米→玄米」「ポテチ→ナッツ」に置き換えました。


金額ではなく「費用対効果」で判断する

  • 安いから買う

  • 高いから買わない

ではなく、「対価に見合う価値があるか」で判断すること。

いらないものは安くても買わないし、「価値に見合う」と思えば高くても買えばいい。

たとえば僕は、行きたくない飲み会はタダでも行かないけど、50万円出して楽器(サックス)を買ったこともあります。

投資と同じで、金額の多寡ではなく「支出に見合うリターンがあるか」をシビアに見極めましょう。そのためには、自分の価値観を確固たるものにしておく必要があります。


「みんなやっている」を疑え

重要なのは「自分にとって」価値がある支出です。
「世間に『価値がある』思わされている支出」ではありません。たとえば、以下のような支出がその筆頭。

  • マイホーム

  • 保険

これ、本当に必要ですか?

  • 夢のマイホーム・家を買ってこそ一人前

  • 社会人なら車くらい買わなきゃ

  • 保険は万が一に備えて入っておくもの

こんな「世間の声」に惑わされてないですか?
「世間の声」と「自分の意思」を混同してはいけません。

僕は家・車・保険すべて持ってません。なぜなら自分で「不要」だと判断したから。

家は賃貸で十分。
移動手段は自転車 or 電車。どうしても車が必要なときは、スポットでタクシーやカーシェアを使う。今後子どもの習いごととかで車を使うのがもっとも合理的だと判断したら、必要最低限の中古の軽自動車を買います。
保険は以前掛け捨ての生命保険だけ入っていましたが、資産が十分にできた時点で解約しました。

「世間から『必要』と思わされているもの」ではなく、「自分が必要だと思うもの」にお金を使いましょう。
そのためには、自分の価値観と向き合う”哲学”の時間が必要なのです。


「試しにやめてみる」のが有効

「本当に必要か?」と考えるとき、「試しにやめてみる」のが一番早くて確実。

試しにやめてみて、困らなければ不要。ガチで困るなら、今のところは必要なモノだと判断できます。

たとえば、腕時計。サラリーマンならほぼ全員持ってますよね。でも僕は持ってません。1ヶ月くらい腕時計無しで過ごしてみて、特に困らなかったので、メルカリで売りました。
どうしても必要になれば、そのときにダイソーで買います。

さらに以前は、データ通信のみ(音声通話なし)の格安SIMを契約してました。(現在は価格に差がないので、音声通話も使えるプランにしています)

こんな感じで、いらないものはどんどんそぎ落としていくと、資産形成もはかどるし、価値観も洗練されていきます。


僕がお金を使うところ

  • 健康(自分と家族)

  • 家族関係

  • 友人関係

  • 自分の趣味

このへんが僕の人生にとって大事なものだと思っているので、そこにはお金を使います。
※無尽蔵に使うわけではなく、コスパは重視します。

僕は長年の資産形成の副作用として「お金を使えない病」にかかっているので、FIRE後の人生を楽しむためにも、大事なことにお金を使っていく精神修行中です。


僕がお金を使わないところ

  • 家(買わない)

  • 車(買わない)

  • 保険(いらん)

  • スマホ(格安SIM・Android)

  • 会社の飲み会(行かない)

  • ファッション(肌着以外ほぼ買わない)

  • 酒・たばこ(いらん)

  • ギャンブル(やらん)

  • コンビニ・自販機(旅行のとき以外使わない)

家は買うとしても、子どもが独り立ちした後に、夫婦二人の終の棲家として中古の狭い平屋を買うと思います。


まとめ:節約とは「自分の価値観」を見つめ直すこと

何にお金を使うかは、その人が「何を大切にしているか」と同義です。

自分の考えがなく、常識や同調圧力に流されて大事なお金を浪費していては、資産形成なんて進みませんよね。

あなたがFIREを目指すのであれば、資産形成においても不利ですし、なにより「自分の価値観がブレている」時点で致命的です。

節約もFIREも、「いかに自分の価値観を深く理解するか」に尽きると思います。
僕もまだまだ道半ばですが、がんばって言語化しつつ、有益な情報や考え方はnoteやXを通じてみなさんにどんどん共有していきます!


今回はここまで。
ちょっとでも共感できた・ためになったと思ったら、「フォロー」と「スキ」ボタンよろしくお願いします!
Xも始めたので、よろしければそちらもフォローお願いしますm(__)m

最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう~



いいなと思ったら応援しよう!