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心身症という病気とは?

心身症という病気は、頑張っている人がなる病気?

6月1日付のニュースで関連するニュースを目にしたので記事にしました。


そもそも心身症とは

「頭痛がする。あれ?風邪かな?」「ん?なんか耳の聴こえが悪い気がする」「なんか身体がかゆいな」など自分の身体に異変が起きた時、その発症や経過がストレスによるものである疾患ということです。

通常でしたら、単なる風邪かな?耳の中の垢が詰まっているのかな?虫にでも刺されたか、かぶれただけかな?という病気なら心身症ではなく、内科や耳鼻科などにかかり通常の治療では回復が困難なのが特徴です。


筆者は去年の年末に“突発性難聴”という病気になりました。その1週間前に溶連菌という病気になりました。耳鼻科の主治医には溶連菌になったことによるストレスが引き起こした可能性があると言われました。

私としてはストレスの要因がなにかを考えてみましたが、仕事もプライベートも特に大きな変化はなく、見当がつきませんでした。

そこが心身症の特徴です。日常生活で仕事や対人関係などのストレスに無頓着、無自覚な場合に発症、悪化することが多い病気と言えます。

筆者は大学院で臨床心理学を専攻していたこともあり、自分と向き合う訓練やスキルは人並み以上には備えていたつもりでしたが、自分を大切にできていなかったのかという思考が頭の中に生まれていました。


<心身症とうつ病の違い>

一言でいうと、身体の異常の有無です。

うつ病は気分障害に分類されています。うつ病と心身症はまったく異なる病気ですが、関連性は大いにあります。

なぜなら、どちらも社会的ストレスの影響を受けて発症する可能性がある病気だからです。

心身症とうつ病は併発するケースも多くあります。


<効果的な対策>

◆病院にしっかり通院すること(処方された通りに服薬すること)

◆環境を少しずつ変えてみること

 心身ともに疲弊している時に大きな変化を自ら与えてしまうとそれに対応しようと頑張ってしまい、逆にストレスになる恐れがあります。

 変化は大事ですが、自分の身体や気持ちと相談しながら少しずつ変化を与えていくことが一つの効果的な方法だと考えます。

これまでやっていなかったが、ちょっと挑戦してみたいこと・・・私の場合は、毎朝起床した後5分間の瞑想をモーニングルーティンに取り入れました。最初は無理のない範囲で自分ができそうな事を少しずつやってみるという意識で十分です。

 散歩をすることもいいですね。身体にエネルギーを与えるために朝の太陽を浴びる。朝起きれないときは夜に散歩することもいいかもしれません。夜の星を眺めることができますよ。つまり、自分の性格やこれまでの生活スタイルに合わせながら少しずつ取り入れていくことがベストです。


参考URL:NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター

https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease12.html


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