撞木足ってダメなの?
今日はオープンチャットで相談があった話題から、
「あ、そう言えばこれってどうなの?」
と、個人的に考えたことなどなど、つらづらと書いてみました。
不離五向
先日、オープンチャットの方に
「小手打ちが苦手」
という相談がありました。
オープンチャットでは、小手を打っている瞬間の写真が貼られています。
「左に傾いているような状況」だそうです。
色々と改善点や改善方法は考えられるとは思います。オープンチャットでは、多くのコメントが寄せられました。本当に、ぼくも勉強になります。あなたも、何か疑問を感じたら、ぜひオープンチャットで相談してみてください。
そんな中、ぼくが写真を見て気になったのは、
「ん?傾いているというか、打突の方向と体の方向が違うやん?」
という点でした。
オレはこっちへ行きたいんや!いや、ちょっと待てや!オレはそっちは行きたくないんや!
と、ちょっとした小競り合いが始まっている状況です。そこで思い出したのが「不離五向」という言葉。
「不離五向」とは、「目」「剣先」「臍(へそ)」「足(つま先)」「心」の5つが常に相手の方向を向いていなければならないという教え。
相手の方向というのは少し曖昧ですが、「正中線」で間違いありません。
たとえば、相手の頭を「スイカ」と交換すればわかりやすいかと。アンパンマンの顔を交換するイメージです。
「これが新しい顔だ~!」
と、思い切って投げてやってください。
すると、顔が縦縞の模様に早変わり。その縦縞こそが、相手の正中線です。その縦縞の方向に向かって行くんだ、は~ひふ~へほ~~!と、バイキンマンのイメージで対峙しましょう。打突前だけでなく、打突時、打突後も「不離五向」です。
そうすれば簡単に打たれることもありません。「バイバイキーン」というセリフも不要になること間違いなし。少し意識するだけで、小手打ちも大きく改善されることでしょう。
では、不離五向について、もう少し具体的に考えてみましょう。
目:相手の目をしっかり見る
剣先:剣先は相手の中心に向け離さない
臍:臍を相手の正面に向けること
足:両足のつま先は相手に向けること
心:常に全力で、相手から気持ちを離さず向かうこと
バイキンマンがアンパンマンに勝てないのは、恐らく「心」が相手に向かっていないのかと。すぐに油断するからダメなんだと思います。他にも要因はあるかもしれませんが。
相談者の写真は、「臍」「足」が横を向いているものでした。「臍」は一つしかありません。相手の方に向けるのは比較的容易でしょう。しかし、「足」は二つありますよね。
「右足だけで十分じゃないの?」
あなたは思ったかもしれません。両足を向けないと、何か困ったことがあるのでしょうか?
撞木足とは?
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