みんな「あたおか」になればいい
とっていれてだす!
とりあえず下記のショート動画を見てください。
これ、江頭2:50の推しギャグです。
旭硝子のブラウン管工場でアルバイトしていたときの工程を模したものだといいます。アルバイトをしていたエガちゃんが、ほかの人よりも猛烈に早かったことで指導する立場になったそうです。
なんと、エガちゃんがアルバイトを辞めるときには、工場全体がエガちゃんと同じ動きになっていたとのこと。
おそらく、単純な作業でも余計な動作が入り、効率よく作業が進まなかったのでしょう。ましてや単純な作業なので、途中で飽きて動きが緩慢になることもあるかもしれません。
しかし、「取って入れて出す!」のリズミカルな動きであれば効率が落ちることはないでしょう。
まさにブラウン管工場に革命を起こしたのが、「取って入れて出す」だったのです。
簡略的に言葉と体を使って表現したものが、ギャグとして残っているのは面白いですね。
すでにお気づきかもしれませんが、私、あたおかでございます。
「あたおか」とは、「頭のおかしい人」を表しますが、主にYouTube「エガちゃんねる」ファンのことを指す言葉。恥ずかしながら、エガちゃんねるは第1回からほぼすべての動画を観ています。
ちなみに、エガちゃんねるは毎週月曜日の2:50に動画が更新されている(ほかもあるかもしれませんが)のですが、それは月曜日に自殺する人が多いからだそうです。
「俺を見て笑え!!」と。
こんなバカなヤツが生きているんだから、お前は大丈夫だと。
松岡修造とはまた違ったアツさを表現しています。ぜひ、あなたもこの機会に「取って入れて出す!」をマスターしてみてはいかがでしょうか。
四段からは「攻め」と「溜め」が必要なの?
ときどき一緒に稽古する女性が来月の昇段審査で四段を受審するそうです。どうやら学生時代はヴイヴイ言わせてたそうですが……
四段かぁ……
どうかなぁ……
と、思っていました。
そんなとき、たまたま都合の良い時間ができたので、少しだけ立ち合いの稽古をすることに。「せっかくなので、動画を撮りましょう!」と。
動画は嘘をつきません。
色々と言いたいことはあったのですが、どうしても気になることだけ伝えることにしました。もっとも気になったのは「攻め」と「溜め」が感じられなかったことです。
四段を受審するには、「攻め」と「溜め」をある程度理解しておかなければ厳しいでしょう。もちろん、それがすべてではありません。
じつは私は「攻めって何?」「溜めって何?」という状態で四段に合格してしまいました。当時26歳。まあまあ若かったので、H3ロケットくらいの勢いがあったのかもしれません。
しかし、30代になりペットボトルロケット以下の勢いになると、今までの剣道ではまったく通用しなくなります。結果として五段の審査でかなり、かな~~り苦労しました。
もしかすると、このトンネルには出口が無いのかもしれない……
当時はど真剣に考えたほどです。
一方で、「攻め」と「溜め」をある程度理解できればどうでしょうか。六段審査もスイスイ~~です。これはまごうことなき事実。現に、私は六段を一発合格してしまいました。
四段審査、五段審査では、「攻め」と「溜め」を体現できなくても合格できるかもしれません。しかし、六段審査で苦労している人を見ると、やはり「攻め」と「溜め」が体現できていないことが原因のようです。
早め、早めのパ〇ロンです。
せめて、ためて、うつ!!
ただ、それだけ。余計なものは何も要りません。エガちゃんのギャグ「取って入れて出す」のような流れ作業のなかで「攻めて、溜めて、打つ!」を実践すれば良いのです。
単純作業の繰り返しにより、「攻め」と「溜め」が身につくことは間違いありません。
取って入れて出す!
攻めて溜めて打つ!
リズミカルに行きましょう。
いやいやいや、ちょっと待ってくれよ。
そんな、単純作業じゃないって。
絶対に無理やん!
もしかすると、あなたはそんな風に思ったかもしれません。しかし、実際は相手次第で十分可能。狙うのは小中学生や三段以下の人です。ぜひ、明日の稽古で試してみてください。
実際の攻めて溜めて打つ
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