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蹲踞から立ち上がるまでに先を取れ
蹲踞から立ち上がり、触刃の間まで入る。
これがどれだけ難しいことか……
と、改めて考えている今日この頃です。
考えすぎてハゲそうです。
ちなみに、AGAとストレスは全くの無関係とのこと。
母親側の遺伝が大きく影響すると知り、衝撃を受けています。
じつは母親方の親戚一同、かなりヤバイんです。
昨夜の稽古では六段・七段を受審される方が多く、個別に時間(1分、1分30秒)を考慮した立ち合い稽古をされていました。私もこっそり中に混じっていましたが、段位剥奪レベル。申し訳ない……
皆さんが合格できると良いのですが、なかなか全員が合格することは難しいでしょう。私のように、日頃の良いところだけを上手く表現できると合格できると思うのですが……
気分は女優です。
立ち姿は美しく
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女優はやはり見た目が重要ではないでしょうか。立ち姿の美しさにうっとりさせられれば、合格間違いなしです。
ただし、ただ美しいだけでは合格できません。相手をうっとりさせるほどの美しさが必要です。
昨夜の稽古では、六段受審予定のAさん(♀)と立ち合い形式での稽古を2回行ないました。立ち姿も美しく、打突も良い機会で打てます。悪くはないと感じました。悪くはないのですが、何か物足りない部分があります。
何が足りないのだろうか……
考えた結果、威圧感ではないかと。
勢いのある姿と書いて「姿勢」
物足りない部分は「勢い」かもしれません。勢いが感じられないため、威圧感もないのだと考えました。
女性に威圧感を求めるなと言われるかもしれませんが、性別と威圧感は別でしょう。ちなみに、私は威圧感を隠しています。というのは真っ赤なウソ。威圧感とは無縁なだけです。
ところで、あなたも、
「礼をするところから相手の先を取らなければならない」
と聞いたことがあるでしょう。
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富澤さんの言いたいこともよくわかります。確かに礼をするところから先を取るなど、意味がわからないかもしれません。そして、仮に礼の時点で先を取れたとしても、合格できるとも限りません。
しかし、だからといって蔑ろにしてはいけないと思っています。
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