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庭園と思想について

今回は、庭園と思想についてお話ししたいと思います。
庭園は、古来より日本人の精神・思想を具現化されたものであるという事実は、皆さんお分かりだと思います。

写真1:兼六園の池の風景

その中でも、仏教庭園で極楽浄土を表現した庭園もあります。その庭園様式の名称は、浄土庭園です。有名なものとして、平等院鳳凰堂があげられるでしょう。(写真がないので、AIに作らせました。↓)



画像1:平等院鳳凰堂っぽいお寺(生成AIより)

ところで、浄土思想とは何でしょうか?少し深堀してみましょう。

<浄土思想とは?>

浄土思想とは、仏教思想の考えで、この世界で死んだ人間は、現世を去って、仏の世界で生まれ変わることを願う考え。
この思想は、中国の南北朝時代に始まった末法思想(末法思想とは、この世の中が廃れて、悟りを開くことが出来なる世界が始める・釈迦の死んだ後、1000年たった、1052年から末法の世界になるという考え⇐日本ではなら?)の影響を強く受けている。

当時(平安時代)の関白だった藤原頼通は、この思想の影響を強く受けて平等院鳳凰堂を建立した。


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