[建築歩き]2022年下半期、人気のあった建築 ベスト10!
こんにちは、建築歩きです。
2022年も終わりが近づき、外の気温もぐっと下がってきましたね、、
今回は、Instagramで、フォロワー3万人を達成した建築歩きで下半期に最も人気のあった建築を上半期に引き続き、ランキング形式でご紹介したいと思います。
2022年上半期の人気建築ランキングをまだ見ていないという方は、そちらもあわせてチェックしてみてください!
アクセス情報も載せておくので、来年はたくさん建築を見に旅行に行きたい!と思っている方の参考になればと思います!
はじめに
建築歩きでは日々、訪れた建築空間の体験を紹介しています。その中でも特に人気のある建築がランクインしました!
皆さんの好きな建築は何位にランクインするか楽しみながら見ていただけると幸いです。
いいね数はインスタグラム上で誰でも見ることができるので、今回は建築歩きの投稿で保存された件数が多いものを人気があるものとして、ランキングを作成しました。
それでは、どんな建築がランクインしたのか早速見ていきましょう。
2022年下半期、人気建築ランキング
第10位 白井屋ホテル(群馬県)
建築家の藤本壮介さんが設計したホテルと商業施設の空間。既存のコンクリート躯体を活かした吹抜けのラウンジと緑の丘を思わせる空間が魅力的。
ホテルのラウンジ空間が開放され、レストランとして利用できます。ホテルに宿泊すると吹抜け空間の階段を上がることができるそう。
地域に開放された場所としても利用ができるように考えられた素敵な建築です。
□所在地:〒371-0023 群馬県前橋市本町2丁目2−15
□アクセス:JR両毛線 前橋駅より、徒歩15分程度
□営業時間:
・ラウンジ
モーニング / 7:00-10:30(予約制)
ランチ / 11:30-15:00
ティー / 15:00-17:00
ディナー / 17:00-22:00
・ブルーボトルコーヒー/ 8:00-19:00
第9位 小牧市中央図書館(愛知県)
小牧駅前にある図書館で地域の人が立ち寄りやすく、自分の好きな場所を選んで本を読んだり、勉強をしたりできる理想的な吹き抜けの空間を持つ。
見学も快く承諾していただき、運営側の対応や施設のルールも良い公共施設には欠かせない要素だと感じました。とても居心地の良い場所となっていたので、愛知県を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
□所在地:〒485-0029 愛知県小牧市中央1丁目234
□アクセス:名鉄小牧線「小牧駅」西口より、徒歩2分程度
□開館時間:9:00-21:00
・休館日:
毎月最終月曜日(祝日又は12月31日の場合は直前の月曜日)、年末年始(12月31日から1月3日まで)、特別整理期間(年1回5日間)
第8位 神勝寺 禅と庭のミュージアム(広島県)
8位にランクインしたのは、7つの禅を体験できるお寺。
一枚目の写真にある洸庭では、真っ暗な空間の中で水面をじっと見ながら心を静めるインスタレーションが体験できます。そのほかにも写経やお風呂、お茶など境内を回りながら禅を体験し、いつもよりも少しゆったりとした時間の流れをを感じることができます。ミュージアムというだけあって、空間体験に重きを置く場所となっていて楽しかったです。
□所在地:〒720-0401 広島県福山市沼隈町91
□アクセス:福山駅から車で25分程度(無料の駐車場があります。)
□営業時間:9:00-17:00
※臨時休業、一部建物が休業していることがあります。
第7位 リボンチャペル(広島県)
中村拓志さん設計の白いリボンをモチーフとしたチャペル。
二重螺旋の構造は階段状になっており、結婚式では新郎新婦がリボンの両端から歩みを進め、頂上で出会うというロマンチックなセレモニーが行われるそうです。素敵ですね。内部の空間も美しい。
□所在地:〒720-0551 広島県尾道市浦崎町1376
□アクセス:JR福山駅、尾道駅より車で30分程度
※チャペルは外観のみ、見学が可能です。イベントに重なると見学できないため、見学希望の際には事前に確認を。
第6位 上野東照宮 静心所(東京都)
第6位には、7位のリボンチャペルに続き、中村拓志さんのデザインした上野東照宮にある静心所がランクイン。
以前まであったイチョウの木が建築として生まれ変わった空間。靴を脱いで眺める立派な御神木の姿と心地よい風によって心落ち着く素敵な場所となっています。
□所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園 9-88
□アクセス:東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅から徒歩 10 分程度
□拝観時間:9:00-16:00
□拝観料:500円、小学生以下200円
第5位 十和田市民図書館(青森県)
安藤忠雄さんの設計した図書館が第5位。
中庭と書架の空間が平面的に広がり、ハイサイドライトから入る自然光が心地よい空間を生み出していました。安藤さんのコンクリート打ち放しの空間はやはり目を奪われる美しさです。
青森県の十和田市には建築家のデザインした魅力あふれる建築がたくさんあるのでそちらもあわせてチェックしたいところ。
□所在地:〒034-0081 青森県十和田市西十三番町2−18
□アクセス:十和田観光電鉄バス「八戸駅」東口⑤乗車
「官庁街通」バス停下車、図書館まで徒歩15分程度
□開館時間:9:00-20:00
□休館日:第4木曜日、年末年始
第4位 太田市美術館・図書館(群馬県)
第4位は平田晃久さん設計の太田市美術館・図書館となりました!
図書館と美術館が絡み合うように作られた内部の空間が魅力。外部との繋がりも意識されたこの建築は、地域の人の溜まり場となっていました。
□所在地:〒373-0026 群馬県太田市東本町16−30
□アクセス:東武伊勢崎線「太田駅」より徒歩1分程度・駐車場あり
□開館時間:10:00-20:00(日曜・祝日は18:00まで)
※企画展の観覧、図書エリアの利用/ 10:00-18:00
□休館日:月曜日(月曜休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)休館
第3位 KITTE丸の内(東京都)
第3位は、東京オリンピックの際、新国立競技場をデザインしたことでも知られる隈研吾さんが内装デザインを担当した商業施設。
東京駅の目の前に位置するこの建築は、もともと郵便局だった建物がリノベーションされました。各階で異なる内装のデザインと旧東京中央郵便局の面影が残るダイナミックな空間がとても綺麗です。
□所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目7−2
□アクセス:JR東京駅から徒歩1分程度
□営業時間:
・ショップ (月〜土)11:00-21:00(日・祝)11:00-20:00
・レストラン、カフェ(月〜土)11:00-23:00(日・祝)11:00-22:00
・キッテグランシェ(月〜土)11:00-21:00(日・祝)11:00-20:00
第2位 横須賀美術館(神奈川県)
第2位は、山本理研さんの設計した横須賀美術館。
海を目の前にした自然豊かな立地とそれに溶け込む建築がとても魅力的。
丸い穴の空いた白い箱が、ガラスの箱で包み込むデザインとなっており、柔らかな自然光と見え隠れする海の水平線とが内部の空間にまで広がります。
□所在地:〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4丁目1
□アクセス:「浦賀」駅 1番乗り場から京急バス「観音崎」行き「観音崎」下車(約15分)
□開館時間:10:00-18:00
□休館日:第一月曜( 祝日の場合開館、年末年始休館)
第1位 ラコリーナ近江八幡(滋賀県)
2022年下半期の人気建築、映えある第1位は、、、
藤森照信さんが設計したラコリーナ近江八幡となりました!!
お菓子屋のたねやさんが『自然に学ぶ』をテーマとしてつくったフラッグシップ店。自然の中でお菓子を楽しむのもよし、空間に浸るのもよし。
藤森さん特有の直線のない柔らかな建築は、実際に訪れてみて初めて、人との距離感が近いことに気付かされます。とにかくかわいいという表現がぴったりの空間です。
□所在地:〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
□アクセス:JR近江八幡駅北口6番乗り場 バスにて10分程度
※駐車場あります。
□営業時間:9:00-18:00
2022年下半期、人気建築ランキングのまとめ
いかがでしたか?
2022年上半期に引き続き、Instagramの投稿で人気のあった建築をランキングにして紹介してみました。皆さんの住む地域の建築はありましたか?
また、来年行ってみたいと思える建築には出会えたでしょうか。
今回紹介した建築は、図書館や美術館、商業施設、ホテル、お寺など用途が多岐にわたりましたが、どの建築にも共通して言えるのは、美しい空間の魅力があることに加え、人々のよりどころとなる場所となっていることではないかと思いました。
2023年も建築を巡り、歩き回って、魅力的な空間との出会いをInstagramやnoteなどを通じて、皆様と共有していければと思います。
建築歩きのInstagramでは、それぞれの建築にフォーカスを当てて、空間体験を紹介しているので、よかったら合わせて見ていただけると嬉しいです。
最後までこの記事をご覧いただき、ありがとうございました。
ご感想、ご意見等はInstagramの方へよろしくお願いします。
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それでは皆さま良いお年を!