Wayland環境における日本語入力の設定
以前Let's note XZ6にDebian Testing(現Stable)を導入した。
導入以降、安定して稼働していたが、間違えて(確信犯)Windowsで上書きしてしまい、再インストール&セットアップをすることになった。
(BIOSと電源コントローラのファームウェア更新がリリースされたため)
Debian Stableのインストール自体は問題なく完了したが、少々問題が発生した。
問題発生
以前から、メインPCであるDeskminiとLet's noteの両方で、Linux環境の日本語入力として、fcitxとmozcの組み合わせを利用していた。
今回も、fcitxとfcitx-mozcをインストールしたところ問題が発生した。
日本語入力が機能しない
fcitxをインストールし、インプットメソッドの設定でfcitxを設定したものの、日本語入力が機能せず、キーマップもUSから変わらなくなってしまった。
原因はWayland
これまで、fcitxを利用していて、偶にキーマップがUSになってしまう事があったものの、再度インプットメソッドの設定を行うことで元に戻っていたため、バグなのだろうと思っていた。
しかし、今回再インストールしたLet’s note XZ6では、USから変わらなくなってしまった。
調べてみると、Wayland環境でfcitxは利用できない模様。
新たにWayland環境でも動くfcitx5がリリースされていたので、そちらを利用することにした。
解決方法
別パッケージとなっているため、fcitx5を指定してインストールする。
インストール方法は以下を参照。
結果
早速、メイン環境であるDeskminiとLet’s note XZ6ともにIMを変更した。
今のところ正常に動作している。