昆布巻きはどこからやってきたのだろう?
こんにちは、ハレルヤです。
今回は昆布巻きのお話です。
昆布が取れる場所は北海道と東北しかありません。
そう、昆布はある程度寒いところじゃないと獲れないのです。
日本で獲れる昆布は北海道が9割を占めています。
日高昆布、利尻昆布、羅臼昆布、など各地域名でブランド化されているのは
皆さんも知っての通りです。
なので、昆布巻きは当然北海道から生まれたと思うのは当然かと思うのですが、実はそうではないのです。
北海道生まれのハレルヤとしては結構ショックでした。(昆布巻き好きだから)
では、昆布巻きはどうやって生まれたのか?
キーワードとなるのは『北前船』です。
江戸時代に入ると北海道で獲れた昆布やニシンが北前船に乗って各地に運ばれました。
北前船は北陸、関西に寄港し、その後、江戸や九州、沖縄へと運ばれて行きました。
その中でも北陸と関西では日常的に昆布が食されており、現在でも昆布の消費量がトップの富山県では、かまぼこを昆布で巻いた『昆布巻きかまぼこ』という郷土料理があります。
明治に入ると富山をはじめ北陸や東北から数多くの人が北海道に入植してきました。
富山からの入植は特に道北や道東が多いそうです。
昆布を出汁や調味料としての使用を主に利用していたアイヌ人ではなく
開拓者によって北海道に持ち込まれたのが昆布巻きだったのです。
つまり、昆布巻きは北海道の昆布やニシンが本州に渡り、本州の人が考えた料理が開拓者によって北海道に渡ったのが昆布巻きだったのです。
今回は以上です。
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